X′mas冬の待ち合わせ(挿し絵付き)

以下文




冬。しとやかに静かに降り始めた雪
待ち人はいつ来るのか
ふと影が射す
美しい闇の長き黒髪、すらりと伸びた背、何より誰よりも美しいその容姿。

紫の髪の子はその姿を認めるやいなや
待ってました!と犬のように駆け寄る


「寒かったでしょう、お待たせ、夜」
待たせて多少悪びれた風に謝るのは斬る度
「今は暖かいです♪」紫の髪の子、夜都は斬る度の胸に飛び込んで言う
「私、冷気漂ってるので冷たいはすですが」
「心は暖かいです♪」

斬る度の冷気に包まれるも冬の枯れ木に花が咲きそうなほど幸せな夜都。
今日はこれからどこへ行く?


実はまだ決まってない
積もりつつある雪の中、まだらな人の中歩き始める



後書
お読み頂き有難うございます*
斬と夜は仲良しです。
周囲公認カップルですが、斬る度は正体は月の神様ですが本人は自分を神様だとは知らず化け物だと思っており、人間の夜都とは付き合えないと思ってます。
でも夜都が可愛くて仕方ない。
夜都は斬る様が大好きでずっと側にいたい。
特にこの先に予定がなくても。
そんな文です。

ちなみにイラストですが忙しすぎて描く暇無く。
クリスマスに一度描いたものの気に入らず正月頃に直したものです。

お見舞い(狂夜&闇アリス†ラビリンス)(挿し絵付き)



寒中見舞い。

寒椿咲き乱れる美しき朝方
病室に1人の男が現れる

「狂夜、お見舞いに来たよ
我へのクリスマスプレゼントのマフラーと手袋編んで倒れるなんて…病弱なんだから無理しないで……」

男の名前は闇アリス†ラビリンス。
その視線の先にあるのは横たわった友人の狂夜。
薄いピンクの瞳だけが闇アリスを見る

「心配かけて……すまないな
お見舞い有難う……サイズはどうだ?合ってるか?」
「我、合ってる」

自分が心配してる人から心配される。
不安と嬉しさで表情が混乱する


ぼたり。
真っ赤な寒椿から雪が落ちる
薄いピンクの瞳はゆっくり静かに目を閉じる
指先をベッドにとんとんとして。
これは寝るという合図。

闇アリスは椅子に座りゆっくり彼を見る
暖かい部屋の中、外さないマフラー、手袋

看護師が見たら不思議に思うだろう
それでも構わない
外したくない。離れたくない

ぼたり。
寒椿から落ちる雪もあるいはそんなことを考えてるのかもしれない




後書
お読み頂き有難うございます*
闇アリスは死神で死にそうな人にしか見えません。
狂夜は病弱で中学の頃から彼が見えてます。
しかし医療が発展し段々回復傾向になるにつれ
アリスが透き通って見えるようになります。
アリスは自分はいずれ狂夜の目に映らなくなるだろうことを悟ってます。
アリスは春になると消えてしまう雪と自分を重ねてます。
そんな文です。

薮の僕と一本の電話(設定変更につき非公開)

※設定が大幅に変わったため現在の設定とは関係の無い内容となりました。




飛行機、離れる海軍。薮の僕。
電話があった。
病気の空軍軍医の世話をしにこっちに来てくれないか
担当医として
君を彼がいいと言ったのだね。
彼が言うのだからそうなんだろう。余程いいんだろう。よろしく頼むよ

ああそうそう、君が軍隊にいれるのは彼のおかげだよ。
彼が君のあの医療ミスには何かあると言ってそれで改めて調査を始めたんだよ
お礼を言っておくんだよ。

待って、あの医療ミス以来僕は…
手が震える
僕はもう…

ああ、大丈夫
彼は優秀な医師だから
君のリハビリも兼ねてだね



ミスを庇ってくれてリハビリまでしてくれる?
もしかして…

いやでもどうして僕を担当医に?
こんな僕に世話させる?


病気…それならやっぱり…いや、まさか…
あの人は…





誰なのか聞いたけど空軍軍医としか言わなかった
行けば分かると言って
不思議と緊張感は無い
青い空に降る雨が僕を歓迎している
そんな気がして


部屋番号
月の10の1009


あの人なら…でも…
僕は記憶を握りしめる
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