?「あんず!こいつの言うことは気にするな
ただ…」

さすがに謎の大木から魔法瓶に直してもらわないといけない。
しかし泣いてるあんずに対してこれ以上いうのも心が傷む

「ほほぅ、大木かね」

ふと気づくと真っ黒な肩から少し伸びたくらいの髪型の、ひょろりとした男が立っていた
目つきは鋭いが目元にはひどい隈があり、だるそうな雰囲気だ

「神無委員長…」

歴史調査委員長、神無心
副委員長は神無人生で、底抜けに明るい。

「これ、魔法瓶だよね〜
金の卵でも取りに行く気かい?」

そう言って委員長が大木に手を当て、
軽く呪文を唱える

すると大木は無数の燐光に包まれ、
変形し、魔法瓶に変わった。

「すごいにゃ」
リーチが言う。しかし

パリン。
一瞬にして破片の状態に戻る

「今の見たよね?直しておいてね」

そう言って固まっているあんずの肩に手を当て、にやっと笑い、そのままふっと消えた

「にゃつ、にゃにしに来たにゃ」
訝しむリーチ

ふっと気づくとあんずが硬直したままだ
俺は駆け寄る




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