新しい住居が決まり、いつ引っ越しをするかも固まってきたら、おおざっぱで構いませんので、自分の引っ越しの日までの、作業プランを作っておくと役に立ちます。
よく言われることですが、引っ越し準備をあまりにも早めにやり始めてまったら今の生活に支障が出てくる可能性がありますし、遅すぎる場合は予定に間に合わなくなることも考えられます。
まず手をつけていきたいのは、今使っていない本や道具、衣類などで、これらから最初に梱包していけばうまくいくでしょう。
引っ越しの際、コートやフォーマルなスーツなどの衣類を梱包するなら引っ越し業者からレンタル可能な専用の衣装ケースがありますので、これを使うと衣服をスピーディに梱包できるようになります。
こういうケースがないと、普通のダンボールに一着ずつ衣類を重ねて梱包することになるのですがこういった衣装ケースの場合は衣服をハンガーごとケースにかけていくことで、荷造りを済ませることができます。
運搬先でも、今度は衣装ケースから衣服をハンガーごと新居のクローゼットやワードローブに収納していけます。
前もって引っ越し作業の予約をいれておき、1日、2日前になって急にキャンセルしてしまうと、キャンセル料を請求されることがあります。
見積もりを見せる時には、キャンセル料金について、その発生条件などを客に説明をする義務があります。
けれども、書面だけでの説明となると書類をしっかり読まないと気付けませんから、予約を入れたらそのタイミングで、キャンセル料について詳しく聞いておくと、役に立つでしょう。
引っ越しの荷物が全て積み込まれるのに、時間がどれくらいかかるかはその度に変わるのが普通で、一定にはなりません。
何階にある部屋なのか、荷物は何個か、実際に作業できる人数は何人か、などの条件で甚だしく異なってくるからです。
ですから、あまり当てにはならないかもしれませんが一応、荷物も少ない単身の引っ越しだと30分弱、荷物の量が極めて多めの世帯であれば2時間を越えるくらいで、一般的な家庭の引っ越しなら、大体この範囲内で積み込みは終わるでしょう。
事前にできる引っ越し準備の一つとして持って行く物と持って行かない物の仕分け作業を始めてみるとそのうちに、意図していなくても、どんどん粗大ゴミが増えてきます。
引っ越し時に出る粗大ゴミなのですが通常はゴミ収集日に持って行ってもらうことはできず、処分方法をまず、自治体に問い合わせて決まり通りに処分しましょう。
引っ越し日が近いのにゴミがまだまだある、という事態を避けるためにも、効率よく処分を進めておくと良いでしょう。