2017/12/12 Tue 02:14
素人が行ってはいけないパワースポット…の巻





話題:歴史







神社をはじめとするパワースポットに出掛けるのは、願い事をかなえたいときか、パワーを授かりたいときだろう。

しかし、参り方次第では悪気がないまま「神社の闇部分に触れてしまうことがある」という。

パワースポットの書籍などを手掛け、神社仏閣の知識も豊富なA氏が「実は、素人が行くのは危険」と話す、“行ってはいけない”パワースポットとは?




まず、なぜ神社がパワースポットとされているのだろうか。

A氏は、古来の聖地に建立している神社が多いこと、そして、そこで長年祭りが行われてきたからだ、と話す。

人々が神に祈り、神を降臨させてきた歴史の積み重ねが、聖なる力の土台となっているようだ。

そして、「人々の思いが積み重なった場所である」ことから、よからぬ思いを参拝客が持って帰ってしまうこともあるという。




<危険なパワースポット1:人がたくさん死んだ神社は危険度◎>

戦場となった神社は数多くある。

「神域で殺し合いをするの?」と、驚かれるかもしれないが、神社には整備された広い境内があるため、戦の際に陣営を敷くのにうってつけ。

関東では、鎌倉近辺に多く、戦場だけではなく、源義経や護良親王ら、悲劇のヒーローの首が洗われたり、捨てられたりした神社もある。


◎誉田八幡宮(羽曳野):大阪夏の陣、「道明寺・誉田の戦い」の陣地となった。「誉田林古戦場跡」の石碑がある。

◎生田神社(神戸):源平合戦では神社の森が戦場となっている。

◎安居神社(大阪):真田幸村最期の地。境内で敵に首をとられたともいう。

◎白旗神社(藤沢):義経の首を洗った井戸

◎王子神社(横浜):後醍醐天皇の皇子、護良親王の首が埋められた。



悲劇のあった神社では、あまりうるさく騒がない方が良いだろう。

戦が上手で武士たちの信望も厚かった護良親王は、歴女からの人気も高い。

護良親王ファンの歴女B氏が、お守りにするつもりで、首を洗ったとされる井戸のそばで石を拾ったところ、その帰り道で車が事故に遭い、むち打ちの後遺症が残ってしまったという。

「単なる偶然かもしれないが、その地で非業の死を遂げた偉人がいたことを心に留め、敬意をもって参拝してほしい」とA氏は語る。




<危険なパワースポット2:おびただしい数の死骸が埋まる神社>

関西は戦の舞台となった土地が数多くあり、大坂夏の陣・冬の陣では、豊臣と徳川の大軍が衝突した。

死者の数は、ほかの戦とは比べものにならないだろう。

それだけの死体が大阪に埋まっている。


◎大阪府南部に存在するX神社:南朝きっての戦上手といわれた楠木正成が深く信仰した神社。正成の子孫が代々宮司を務めるという由緒ある神社で、社殿背後にある山全体が境内地だが、その昔はもっと広かったらしい。しかし、時代とともに境内を縮小し、マンションが建てられることになった。その際、基礎工事の杭打ちをするため地面を掘り起こしたところ、おびただしいしゃれこうべが出てきたとか。

◎大阪府柏原市に鎮座する片山神社:大坂夏の陣で後藤又兵衛が孤軍奮闘した丘にある。妻の病平癒を祈って片山神社へお百度を踏みに来たC氏は、奥の林で人の叫び声を聞いたという。怒りの声ではなく、悲鳴でもない。勇ましい、いわゆる「鬨の声」のようだったという。この地で没した又兵衛は、まだ死んだことに気づかず、戦っているのかもしれない。そんな又兵衛の目に、自分は味方に見えるだろうか、それとも敵に……そう考えると背筋がゾッとし、お百度の半ばではあったが早々に退散したそうだ。




<危険なパワースポット3:ライバル関係にあった武将を祀る神社>

日本人は、死者は全て神となると考えてきたため、武将を祀る神社も数多くある。

豊臣秀吉、徳川家康、織田信長などなど……しかし、秀吉にとって家康は、愛してやまない息子を殺して天下を奪った、憎むべき存在だろう。

こうした敵対関係にあった武将の神社を「はしご」するのは危険行為だという。

◎東照宮(太田、和歌山他):徳川家康を祀る×豊国神社(名古屋、大阪他):豊臣秀吉を祀る。

◎建勲神社(天童、京都他):織田信長を祀る×御霊神社(福知山):明智光秀を祀る。

◎建勲神社(天童、京都他):織田信長を祀る×御霊神社(福知山):明智光秀を祀る。



和歌山在住の歴女D氏は、地元の紀州東照宮には何度も参拝しており、お守りはいつも持ち歩いていたそうだ。

大阪出張の際、大阪城を見学した彼女は、豊国神社にも参った。

その夜、尋常ではない、内臓がひっかきまわされるような腹痛で飛び起き、翌朝にはすっかり治っていたものの、「そういえば、豊臣秀頼の最期は切腹だった」と思いだして、ゾッとしたという。

最後にA氏は、「女子旅で訪れたり、深く考えずにデートで参拝したりしたら、とんでもない目に遭った……なんてことも少なくない。その場所でどんな歴史があったのか、簡単でいいから調べてみてほしい」と話した。

ご利益の実体験が女性誌で特集されることがあっても、パワースポットの「悪い話」は表に出てこない。

パワーを得るどころではない結果に終わらぬよう、下準備はしっかりした方がよさそうだ。

(サイゾーウーマン発)













霊感の強い人は、注意、注意!(|| ゜Д゜)

霊感がなくて、よかった、よかった!♪〜(・ε・ )



ブー(^0_0^)



(^-^)/(^-^)/








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