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2017.1.22 16:27 [Sun]
ことばとん248




つづくことば248


次の言葉の続きを考えましょう。
詩や小説のタイトルにするのも可


*待ってる間に
ボクに降り積もる気持ちを、どうせきみは知らないのだろう。
ボクを抱きあげた手、ボクを呼ぶ声、絵に描いたような天使の笑顔、一緒に歩いた街並みもすべて。
どうせ、きみは忘れてしまえるのだろう。
ずるい。ひどい。とてもくやしい。きみ以外にしあわせにしてもらえなんて悪い冗談、はやく取り消して迎えにきてよ。
ボクは今日もきみがすき。


*冷めないように
ボクのなかで育てた怒りはこの身をぼろぼろに焼いてしまって、ボクは嫉妬でおかしくなった。
爛れたボクのからだの熱がきみを傷つけてしまいやしないか、月の光で狂った唇がきみをひどく詰りやしないか、逢いたくてはやるこの心がきみを裏切ってしまいやしないか、ボクはいつでも恐ろしくて。
きみをきらいになりたかった。忘れてしあわせに生きてみたかった。そんなこともあったかななんて、軽率に思い出したりしたかった。

でもほら、やっぱり好きだった。きみがくれたしあわせしか知らなかった。思い出になんかできるはずなくて、ボクはけだものになっていく。
ボクは今日もきみがすき。


*目を閉じて
きみが揺り起こしてくれるのを待つ。ここで眠れたら、きっといつかきみと夢のなかで会えるんじゃないかと。
しかたないなってきみが呆れて、またボクを抱きあげてくれるんじゃないかと。
そんな浅はかだったボクを、きみには知らずにいてほしい。きみの前ではかっこよくいたい。きみをまもる戦士でありたい。
ボクは今日もきみがすき。


*忘れてしまう
くらいなら、最初からきみを選んだりしない。
きみは悪い御主人だ。ボクを置いて眠りについたのだから。きみ以外にいないボクにきみ以外を探せというのだから。硬い繭のなかではその手にすがることもいっしょに歌うことも微笑みあうこともできないじゃないか。ひどい。ずるい。きみは最低の御主人だ。くやしい、かなしい、
ボクは今日もきみがすき。


*あなたといつか
しあわせになれたらって、みんながボクに手を差し出した。でもきみの手じゃないなら、しあわせになんかなれっこない。きみの代わりならいくらでもいるけど、きみの代わりならボクはいらない。
ねぇ、ボクをこんな気持ちにさせておいて、きみは本当にひどいひと。
なのに。そんなことわかってるのに、なんで、ずっと、なんでこんなに、
ボクは今日もきみがすき。


ボクのからだが焼け落ちて、きみのこころを傷つけてしまう、
*その前に気づいて
ボクは明日もきみがすき。




お疲れさまでした。
感想などありましたら…

*このあとカノたんが迎えにきて無事ほのかくんと再会します


つづくことば248


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