2016/9/4 Sun 05:40
『ろくぶんのに』突発色松SS

『ろくぶんのに』


二人並んで歩いていた
何処までも続く地平線と空


ふと立ち止まり振り返ると
遥か彼方に兄弟達の影


もう顔も声もわからない


「何処へ行こうか?」


声が聞こえてふり返る


「果てまで‥」


ぼそっと呟くと


「一緒なら何処までも」


痛いくらいの笑顔で答えた


空は遠く高く蒼穹で
今にも吸い込まれそうだった


急に広がる不安と恐怖


「なぁ‥何で俺なの?」
「さぁ?」
「‥どこが良いの?」
「どこだろう?」
「‥‥‥‥」
「ん?」


「‥‥俺なんかが一緒に居ていいの?」
「当たり前だろう」


立ち止まりサングラスを外し笑う


「一松だから一緒がいいんだ」
「‥‥‥‥」
「一松も俺がいいんだろ?」
「‥‥うるせぇよ」


急に恥ずかしなって
顔をそらすと間近で囁かれた


「大好きだぜ一松」
「っ‥クソ松!!」


殴りかかると腕を取られ
強く引き寄せられた


「もう誰にも邪魔させない」「‥‥‥」
「俺達以外誰も居ない世界だけど
 二人なら大丈夫」
「‥‥ホントに?」
「俺が一松を守る」
「っ‥‥」


回された腕が強く締まる

「クソ松‥」
「ん?」


俺は下を向いたまま
小さい声で呟いた


『‥好きだよ‥』
『わかっているさ』


そう言うと髪に口づけて
照れながら優しい笑顔で見ていた


二人手を取り歩いていた
何処までも続く地平線と空


‥もう怖くなかった








お粗末!!



★☆★☆★☆


この世かあの世
又は来世の話です


イメージは蒼穹


同性で兄弟で双子で‥
だったら身近に居ました


今は天使になった双子を
思い出しながら書いてた


きっと彼等は幸せだったと思う


そしてカラ松と一松も幸せだと思う


どうしてもBLとか百合を考えると
自分がビアンだからか
妙に感情移入しちゃって駄目だなぁ
(^_^;)


それ以前に文章力が無くて
読みづらくてすみません
(元々文章書かないので;)


でも懲りずに突発松SSは
多分又書きますw

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