梔子色に染まる 

2012年4月23日 04:58
ネタメモ…といいつつこれ以上どうこうしそうにないけど

ついったで呟いたまま




人食臨也と食事係正臣の話で、臨也の為に食事を用意する為に殺人を繰り返す正臣。初めは自殺願望者で賄っていたけど臨也の要望がエスカレートして言って友人知人まで手を掛ける正臣は最終的にもう用意出来ないと拒否り残念がる臨也に「まだ食べるものがあるね」って臨也に食べられちゃう話を受信なう




重い病で余命15年なんだけど生きてる事に飽きちゃって死にたがりな帝人と人の魂を狩ることが嫌で、帝人を迎えに来た死神正臣のほろ苦くて切ないラブストーリーを書きたい。最終的に帝人は生きたいし正臣も生かせてあげたいのに帝人の寿命が来ちゃって…ってゆう。


死にたがりやな少年と慈悲深き死神   ちなみに死神正臣は魂狩れなくてついつい死ぬ予定を書き換えちゃう問題児で落ちこぼれとかがいい。



【死にたがりやな少年と慈悲深き死神1】ふわりと風が吹いた。閉まっているはずの窓を見ればそこには黄色のマフラーを巻いた黒い人影。彼は僕を見て、今にも泣き出しそうな瞳で言い放った。 「迎えにきた。」  あぁ彼は僕が恋い焦がれ待ち望んだ死神か!


【少年と慈悲深き死神2】「あーあ」肉塊が転がるその場所で、「また死んじゃったね。何度やっても懲りないんだから」臨也さんは冷徹に俺の罪を告げる。「人の死は神が定めた決まり事。それを改竄しようとするから…あと少し残された命すら奪うことになるんだよ。また殺しちゃったね、正臣君?」



【死にたがりやな少年と慈悲深き死神3】白い箱に閉じ込められ、身体の自由を奪われる。肉の器に閉じ込められ、魂の自由を奪われる。 自由に出来ないのなら、死ぬために生まれてきたのなら、僕はこの世に未練なんてない。  僕は自分の手首を切り裂いた。


【少年と死神4】「人の人生なんて生か死かへの選択ゲームさ。例え死帳に記された名前でも最期の選択次第じゃどうにでもなる。まさに九死に一生」あの人が言っていた。それを実践するかのように死ぬ運命の彼女を助けていた。不可能じゃない。なら俺も、殺す側より生かす側へと回りたかった。




【少年と死神5】病院の屋上。柵の向こう側。「何でそんなに死にたがるんだ?」「飽きちゃったんだ。この何も出来ない体に。友達と遊びに行く事も誰かと恋をする事も気持ちすら自由にならないこの世界に…もう飽き飽きなんだ。」バイバイ、帝人の口がそう告げたのを正臣は見守ることしか出来なかった。


【死にたがりやな少年と慈悲深き死神6】「やっぱり正臣は覚えてないんだね、僕の事…前は毎日見舞いに来てくれたのに」「どいうこと…だ…?」「紀田正臣。生きていれば僕と同じ15歳。小さい頃からの付き合いで…恋人。」「は…生きていれば…って…」「そう、正臣は半年前に事故で死んだ。…だから僕はこの世に未練なんてないんだ。君が死神として現れた時は君が迎えに行きてくれたんだって嬉しかった。ねぇ正臣、早く僕を連れていって?」

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