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いつか、ひのもとで＋
「のぶ、ひまわり」
「うん、向日葵。おじさんがくれたんよ。庭に咲いたんやって」
「ふぅん。いつきさん、なんか意外かも」
「ねー」
「あの、あの、おれさ、」
「ん？」
「むかし、ひまわり畑、一面の。
父さんと、あの、母さんに…連れてってもらったことあってさ」
「うん」
「すごかったんだ、ひまわりの海みたいで、すごかったんだ」
「うん」
「いつかのぶといきたい」
「うん、いこう」
「う、…ぇ、いいのっ」
「俺は知らんのよ。あんまし、外の世界。
自分でも、行っていいのかよう分からんくて。でも、げんとなら大丈夫な気がする」
「へへ、おれも」
「いこう、いつか」
「うん、うん」
君との「いつか」があるから、
きっと、今日も生きていける
そう思う。
おはようございます、めのこです。
なんて気持ちの良いお天気でしょう。
空気もカラッと軽やかで、空は一面澄んだ青。
海に行きたくなる、そんな風も吹いています。
お日様の眩さも心なしか優しげです…。
今日も一日、みなさんにとって
良き日となりますように…
-エムブロ-
