猫のひとりごと


 証[詩]


2017.12.7(Thu) 03:36



身体(からだ)はいつも重たくて

ぴったり地面についている



心はいつも自由でありたくて

頭上の空が恋しくてたまらない



いつか ここを抜け出して

柵(しがらみ)をすべて置き去って

ホントのホントに 自由になる





だけどきっと

それはただの からっぽ



この重さは生きてきた証

自分が自分である証

ぜんぶが自分を構成するモノ



だから 重くても 柵だらけでも

自分が自分であるために

投げ出してはいけないんだ





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