◇私が思う魔術理論・概要バトン◇


このバトンはそれぞれの創作世界での魔術に関する理論や概要などを答えていただくバトンです。
指定されたキャラの扱う魔術について答えて下さい。
文字数や内容に制限はありませんが、ガッツリ語っていただけるとありがたいです。
→エオス達の使う魔法を中心に、「いにしえの魔法」について語ります。

1、影響を受けた作品等、あれば教えて下さい。
→神話やおとぎ話などに出てくる魔法。中南米の、男が笛を吹いたら巨大な岩が踊り出し、建造物を建てたという伝説の影響もあるかも。あと『アタゴオル』。
「古代魔法=世界から力を貸してもらって使う魔法」という考え方。

2、更に細かく。
・魔力とは(MPとは何なのか)
→魔力とは世界を構成する物質で、世界中に満ち溢れている。当然、人間の体内にも生まれつき存在する。しかし、体内の魔力ではなく周囲の魔力を操るため、生まれつき体内にある魔力量と魔法の強さは比例しない。
そしてMPという概念は存在しない。

・発動原理(陣・呪文の用途)
→発動原理は、祈りを込めて歌ったり楽器を奏でること。音を媒介に世界に働きかけ、力を貸してもらう。
曲の長さによって術の発動時間が変わる。長ければ長いほど魔法も長時間持続する。また、複雑な曲ほど魔法の構成も複雑で緻密なものになる。
ここで重要なのは「音」、つまり特定の振動。魔力イコール世界の構成物質、だから物質の振動によっていろいろな影響を及ぼせるというわけ。
歌詞は歌を覚えやすくするための意味しかなく、特定の音が出せるなら即興で歌詞を作ってもいいし、楽器だけで奏でてもいい。
ちなみに、エオスは結構即興で歌っている。例えば料理の時、食材や調理器具や食器を自在に操ったりするために。

・魔道具の役割(杖などの用途)
→魔道具の役割は大きく分けて二つ。
@魔法行使の補助(楽譜や楽器など)
Aそれ自体が魔法を発する(宝石などに魔法を封じ込め、あらかじめ決めておいた動作により発動させる)

・属性とは(相性、またそれの源など)
→神の世界創生に携わった聖霊が司る地水火風の四つの属性は認められている。それ以外の属性については諸説あり。
ちなみに近代魔術派からは「音属性」という扱いをされている。

・世間的な魔法の捉え方(一般の人からの知識、意識など)
→世間的には「なんだかよくわからないけどスゴい力」という捉え方。
学者、神官など、知識階級はみんな魔法使いという認識。
豊作を願う祭りの時などは、一般人も一緒になって歌ったり楽器を奏でたりする。


3、語り足りない事などないですか?あれば更に詳しくどうぞ。
→メリットは、使用者の力量と素質に左右されないこと。意志の力さえあればいい。
デメリットは、発動までにかなり時間がかかること。歌ったり楽器を奏でたりしている最中に攻撃されたら成すすべが無い。魔法の使い手が限定されるのもマイナスか。例えば、声域的に男性にしか歌えない歌や、逆に女性にしか歌えない歌があること。また、弦楽器じゃないと使えない魔法や、打楽器じゃないと使えない魔法もあるわけで。
ああ、そうそう、ヘリオスも一応、肉体増強魔法なら使えるのだけど、まどろっこしいからめったに歌わない。ちなみに、ヘリオスもセレネも、自分たちがエオスほど上手に歌えないというコンプレックス的な何かを自覚している。


以上です。
せっかくの機会なので学校のあれこれを放置して頭をひねってみました。
それにしても長い。もっと短くまとめるつもりだったのですが。


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