『地球ドラマチック』
「グラディエーター ある剣闘士の物語」

古代ローマの剣闘士の知られざる生き様。


仕事で帰宅が遅くなったので開始15分くらい見逃したのですが、見ごたえあって楽しめました。

今回改めて知ったこと
・いつも生死を賭けて戦うわけではなく、普段は切れ味の鈍い剣を使う。死亡者は全体の二割程度
・当然試合後は医者が診てくれる
・敗者の生死は観客の投票で決められる。敗北は必ずしも死ではない
・同門の剣闘士が死亡した場合、残された家族の面倒を同門で見る
・ファイトマネーを稼げば郊外に邸宅を購入することもできる
・試合前に呪いをかけてくる奴もいる

主人公の初試合から見たのですが、あの兜はやはり視界が悪いらしいです。
主人公の先輩が試合で殺され、主人公は復讐を決意。
先輩の妻とまだ幼い男児の面倒を見て数年間同居する主人公、傍から見れば完全に新しい父親でしたし先輩の妻もそのつもりのように見えました。
ついに来た先輩の仇との試合。しかも本気で生死をかける形式。
一方仇は呪いの店で呪いの金属板を購入して主人公の控室付近に埋めていました。
試合当日、控室で体調を崩す主人公。ローマの神々に祈る主人公。
試合開始の挨拶をする地域の有力者はなんと主人公を勘当した父親だった…!ここ最初から見ていたらもっと感慨深かったのでしょうか。
呪いや父親の目もありつつ何とか勝利する主人公。観客の判定により殺されなかった仇。息子を誇りに思う父親。

大団円なのは良いのですが、欲を言えば終わり方にもう少し余韻が欲しかったところ。