神坂一

え!?新作!?
そんなわけでこの令和の時代に『スレイヤーズ』が復活。
いやこれ…新規参入しないだろう…と思って感想サイトを覗くと昔を懐かしんでいる往年のファンばかりだったのでニッコリしてしまいました。そりゃ昔ながらのファンが買い支えますよね…。私もです。

転移した新天地で魔法無双!という最近流行りの要素がありつつ未知の世界が面白く、転移先の興味深さと魔法技術以外の部分で侮れなさを描写して安易に新天地sageに走らないので安心してしまいました。これがラノベ金字塔を建てたプロ作家ですよ。これこれ、こういうのが読みたかったんですよ!それが『スレイヤーズ』で読めるなんて!

そうそう、正直に言うとカラー口絵でガウリイの発言にドギマギするリナが可愛かったです。該当箇所まで読み進めたら大体いつもの流れでしたが。この男は大体いつもそうですね!

覇王配下のひとたち(人じゃない)、未登場なのに名前の設定だけ判明しているの強くないですか。
あのひと(人じゃない)も悪意があったのではなく、本気で間違えただけなのではと予想しますね。

ビスケットはひたすらに硬い。