日帰りで京都に行って来ました。その感想などをつらつら書いて行こうかと。


添付は銀閣寺の観音殿。


●夜行バス
新幹線なら片道二万近くかかる交通費が三千円以内で済むのは有難いです。
搭乗時間は夜遅くということもあり、昼間とはうって変わって寒いこと寒いこと。待ち合わせ場所に早く到着してしかも渋滞でバスが遅れ、上着持ってくるんだったと若干後悔。
でー、夜行バスって初めて利用したんですが、隣のおばちゃんが良い人でよかったです。なかなか寝付けずに何度ももぞもぞしてごめんなさい。
寝返り打てないのは地味にキツい。腰にくるのでタオル挟んだ方がいいかもです。
五時前、フロントガラスからオレンジ色の朝日が瞼を直撃して否応なしに起きました。眠い筈なのに眠れず。車内サイドのカーテンが閉まっていようと正面からの日差しはどうしようもないのでアイマスクとかあった方がよかったかもです。
そうこうしているうちに京都駅に到着。予定よりも早いです。

●京都駅周辺
朝っぱらから日差しが刺さります。暑いです。夏です。
とりあえずトイレで身支度をして、日焼け止めを忘れたことに気付いて、バナナ食べて、駅周辺をぶらぶらしました。
京都駅ターミナル前の案内所にて一日乗車券(五百円で市バスが一日乗り放題という優れもの)を購入、ついでに市バス観光マップもゲット。

●清水寺
バス降りてからの坂道は土産物屋通り。大半はまだ開店前でしたが、抹茶アイス屋の兄ちゃんが中学生ホイホイしてたりと営業って大変ですね。
ここに来るのは中学時代の修学旅行と、大学時代の合宿、そして今回で三度目です。そのせいか、ふとした瞬間に昔の記憶が蘇ってきたりして懐かしいやら混乱するやら。中学時代は舞台から下を覗き込むことも出来なかったんですよねー、怖くて。
さておき、噂に名高い舞台です。見渡す限り山と木々で遠近感がおかしくなりそうなスケール。遠く響く鳥の声。人がゴミのようです(言いたいだけ)。
音羽の滝への道には紫陽花が。まだ咲き始めです。本格的な見頃はこれからでしょうか。
しかし肝心の滝は学生が多すぎて近付けず。代わりに池にいた亀を眺めました。
それから土産物屋を見て回り、喫茶店で抹茶スフレとアイスコーヒーを頂きました。ひんやりとして、抹茶のほろ苦さのバランスが良く、美味しかったです。
銀閣寺行きのバス停へ向かう途中にも土産物屋が。眺めているだけでも楽しいものがいっぱいありました。

●銀閣寺(東山慈照寺)
修学旅行で金閣寺に行ったことはありますが、銀閣寺は初めてです。
銀閣寺垣と呼ばれる巨大な生け垣を抜け、入場券代わりの御札をもらい、中門を潜ると手前に観音殿(銀閣)が。最初の感想は、「想像していたよりも小さい」でした。色はやっぱり銀色ではないのですが、そのたたずまいはワビサビでした。銀閣と銀沙灘と向月台を一緒に撮りたかったのですが、人が多いので断念。庭も面白いのですが、ドウダンツツジが散っていたのが残念でした。
本堂や東求堂の横を抜け洗月泉へ、それから坂道を登って山の上へ。茶の井とかがあります。上から銀閣寺全体を見下ろす眺めがなかなかいいかもです。しかし、道が滑りやすいのでちょっと大変です。晴れて良かった。
銀閣寺のそばにも土産物屋や飲食店が多いのですが、丁度昼時で混んでいたので周辺を散策することに。

●八神社
銀閣寺周辺散策でたまたま見つけたので入ってみました。急に人通りが無くなったのでちょっと怖かったです。
いくつも立ち並ぶ鳥居や、風に揺れる木々のざわめきが特有の空気感をかもし出していました。
後で聞けば、祭の最中は大にぎわいだそうで。ついでに「はちじんしゃ」と読むのですね、やがみしゃって読んでた…。
この後は哲学の道に沿って歩いていた筈が紆余曲折(道に迷った)。

●京都駅
バスで京都駅に戻り、地下街で遅めの昼ご飯。少しでも良い食事所を探していたら結局ズルズルとこんな時間に。
小せんを頂きました。ネギトロ丼とうどんの小鉢のセットです。ご飯とネギトロのバランスが絶妙で、うどんもつるつるしていて美味しかったです。水の代わりにぬるめの麦茶が出て来たのも自分好みでした。
疲れが溜まっていたので、早めに切り上げて新幹線で帰りました。


以上。長くなってしまった…。