まずった

シャニマス四百九十九日目。

カラフルメタモルフォーゼがAランクフェスアイドルになりました。
ダンス型です。準決勝ビジュアル一位、ダンス三位で火力負け。今回意地っ張りサンセットではなくスリープオーバーベイビーを編成したのでダンス40%バフが無いのが地味に痛かったです。バフが出ず、自前のアビリティも来ない状態で勝てる程ダンス特化時準決勝ビジュアル一位は甘くないと改めて思い知りました。

一次創作小説「決戦」E

ケトルの視界の端でテロルが膝をつく。彼女は全身に汗を浮かべ、荒く呼吸を繰り返している。傍らではネコモドキが身を低め、警戒心も露に長い尾を小刻みに揺らしている。
霧が晴れていく。
朧気な視界の向こうで、ローブの男は変わらずにいた。

「無傷……!?」

ケトルは信じられない気持ちで男を凝視する。豪奢なローブには焦げ痕ひとつ無い――いや、シュウシュウと音を立てて幽かに白い煙が上がっていた。
その光景には見覚えがあった。

「……遺跡の再生プロセスと同じね。あんた、何をしたの?」

テロルが汗を拭いながら言う。

「判らないのか?」

己の優位性を確信しきった態度で男が返す。
テロルは鼻で笑った。

「大体察しはついているわ。でも、解説の機会を奪っちゃ可哀相でしょ?」

ケトルは二人の会話に口を挟む余裕もなく、剣を構えたまま動けずにいた。
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