次はどうしよう

シャニマス二百六十日目。

恋鐘を引く宣言をしたら三十連でふっふ〜ん、ふっふ〜んが来ました。違う、そうじゃない。
あとしじまに華ひとときが完凸、秘めやかファンサービスが三凸、放課後スノーガールズが一凸しました。

限定恋鐘が来ないので、次はどうしましょうか。

とりあえず季節的にしじまに華ひとときのtrue endを見ようと思います。
第二シーズン。

一次創作小説「乱入者」A

「私は既に連盟を脱退している。従うとでも?」

テロルは肩をすくめた。

「思わないわ。でなきゃこんなに護衛を雇ったりしないでしょ?」

護衛という言葉を聞いてケトルは気付く。あのうるさい少年がいないことに。
壁を蹴る音がした。
瓦礫を飛び越えて接近した少年が勢いのままに壁を足場にし跳躍。宙からテロルに向かって剣を振りかぶる。
さっとテロルがかざした両手から炎が直線的に放たれる。
空中で身を捩ってかわす少年。その着地地点にあのネコモドキの風の刃が一閃。間隙を縫って迫っていた他の傭兵達をテロルの生み出した暴風がまとめて吹き飛ばす。

「すげぇ……」

ケトルはただ眼前の光景に圧倒されていた。瓦礫にもたれ、左腕の止血を急ぐ。時折火花や礫石、瓦礫の破片が飛んで来るが、体力の消耗が激しく迂闊に移動は出来なかった。
魔法を見るのは初めてではない。だが、ケトルにとって魔法とは、個人差はあれど誰にでも使える技術であり、生活をちょっと便利にする便利な代物程度の認識しかなかった。

「魔法使いアシュリーと魔王の戦いも、こんな感じだったのかな……」

勇者を助け共に魔王を倒し、世界に平和をもたらした魔法使いの姿をテロルに重ねる。
左腕を軽く動かしてみる。痛いが、自分の武器は片手剣だから問題ないと自分自身に言い聞かせる。
身を潜めて移動しようとしたところで、ケトルはそれを見た。信じがたい光景が広がっていた。

「何が起こっているんだ……!?」
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