一次創作小説「少年、極めて物騒な少女に出会う事」M

食堂の屋根には換気用の窓が開いていた。数刻前まで宴会の場だったそこからは、酒や料理よりも香炉や血のにおいが漂ってきていた。

(女将さんは無事だろうか……)

荒くれ男は「男は殺す」と言った。
では女はどうするのか。
少年は宿泊客らしき女性達が部屋の隅に集められているのを見た。手足を縛られ、こんな事態だというのに一様に眠っている。
そして部屋の中央では、宿泊客らしき男性達が一様に刺殺体となって横たえられていた。

順調

シャニマス百五十六日目。

キネマ・リリックで夢見てで第四シーズン。
コンスタントに約束が入って現在思い出Lv.4なのですが、目視だと既にMAXに見えます。本当です。あと一回朝コミュが入って欲しいです。

弟に目の前でSSR千雪さんを出されました。…いやまあ、後で自分も引けばいいだけですし意外と悔しくないなと。ジュエルを貯めるためにtrue endにしようと頑張っていたのも見ていたわけで。むしろ水着咲耶さんを目の前で出された時の方が憤怒でしたよ。

一次創作小説「少年、極めて物騒な少女に出会う事」L

(月が再び雲に隠れてくれて助かった)

少年は建物の陰から陰へと移動しながら周囲を探る。
宿屋の敷地にはざっと数えるだけでも二十人の男達がいた。その誰もが武器を持っている。彼等は少年の起こした爆発に混乱していた。だがそれ以上に殺意をみなぎらせていた。

(これだけの人数がいきなり現れるものだろうか?)

少年は考えながら髪に手を伸ばす。先程は鞭のように使っていた布を髪に当てると、布はひとりでにぐるぐると巻き付き始めた。魔術を込めた布である。伸縮こそしないが少年の意思で自在に動かす事が出来た。
少年は他にもこのような道具を持っている。だが、

(困った)

少年は宿の屋根を上りながら歯噛みする。

(部屋に鞄を忘れた)

現状手元にあるのは外套を始めとする衣類に仕込んだ物だけであった。

欲を出した

シャニマス百五十五日目。

裏腹あまのじゃくがBランクフェスアイドルになりました。
決勝で得意属性が流行二位でした。流行一位のトップアピールを取られて詰みました。属性関係なく流行一位にアピールするには火力で競り負ける予感がして日和ました。ダンス上限開放を二回取れば良かったでしょうか。
決勝の勝ち方を調べたらbad調整とか書いてある記事が出てきました。その方法はもう使えないんですよ。

十連で虹待ちレインドロップが二枚来て三凸しました。しばらくジュエルを貯めます。

一次創作小説「少年、極めて物騒な少女に出会う事」K

男は答えない。にやにやと下卑た笑みを浮かべるだけである。
少年がなおも質問をしようとした時、荒々しく扉が開かれた。

「オメェ遅ッせェんだよ愚図がァ! 寝てるガキ一人仕留めんのにモタモタすんじゃねェ!!」

ずかずかと足音も荒く、見るからに粗暴な男が入室してくる。暴力を振るうのが楽しくて堪らないといった顔つきで、狭い室内に構わず棍棒を無意味に振り回している。
少年と目が合うと、

「ハハッ、ハハァー!」

眼光炯々として笑う。

(新手――!)

「それが、こいつ喰ってなかったンだよッ!」

言い訳めいた調子で叫び、組み敷かれた男が身を起こそうとする。その力を利用して少年は布を解きつつ飛び退き、懐から取り出した呪符を窓に叩き付けた。
瞬間、爆音と閃光が轟き窓側の壁に大きな穴が開く。
濛々たる土埃が男二人の怒号と罵声を飲み込む中、少年は室外へと身を踊らせた。
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