一次創作小説「少年、極めて物騒な少女に出会う事」H

部屋の造りは簡素なものだった。寝台と棚、窓がひとつずつの狭い部屋である。複数人向けの部屋はまた別にあるのだろう。
寝台には布団が無い。カナン大帝国の宿屋はよほど高級でない限り、宿泊客が寝具を持ち込む形式である。

「あ、お客様。少しお待ちになって」

女将はそう言うと、台所の方へ向かった。

「さっき、お料理がもう無いって言ったでしょう? でもお夜食くらいならありましたわ」

そう差し出されたのは饅頭だった。麦の粉をこねて肉を包み、蒸したものである。
少年は礼を言って受け取ったが、別段腹も減っていなかったので翌朝に食べることにした。

シャニマス百五十二日目。

シンメトリー・プールサイドで第三シーズン。
休みの約束を果たした翌週に休みの約束が入ったところで一旦中断しました。てんかちゃんは休みの約束を入れやすいのでしょうか。

千雪さんチャレンジ十連、今日は控室が賑やかになっただけでした。ここ二日のガシャ運がおかしかった分の揺り戻しを感じます。
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