シャニマス五十六日目。
ストイックトレーニングの夏葉さんで第三シーズン。
第二シーズンと第三シーズンのオーディションは一番右のをクリアできるようになってきました。
そろそろガシャが引きたくなってきました。堪え性がありません。
ゲームシステムに不満はないのですが、コンフィグとバックログ閲覧機能は実装して欲しいと言い続けます。
マイトはふと、夜が薄くなっているきていることに気付いた。窓の外が夜明け前の青に包まれている。間もなく東の空は白み、早起きの鳥が囀り始める。
「もう今日は眠れそうにないし、だったら走ってスッキリしたい。寝間着を着替えたらすぐ行って来る。夜中なのに付き合ってくれてありがとな」
「お役に立てて光栄だ。僕もたまたま眠れなかったし気にしないで」
「おう」
少年はニカッと笑った。その表情に先程までの陰りは無い。
伸びをする少年に、マイトはなんとなく気になったことを聞いてみた。
「ところでケトル、もしミーナが本当に君のことを好きだったらどうするの?」
開いた扉の向こう、少年が肩越しに振り返る。
「ミーナか……。可愛くないわけじゃないんだけれど」
少しの思案の後、言った。
「英雄豪傑ってだいたい女絡みで悲惨な最期を迎えるじゃないか。おれはそうなりたくないなー」
マイトは頷き、意味を失い始めた燭台を扇ぎ消した。