秋田禎信


再読。


キムラックに行く前に門前町で色々。

作中でも言われていましたが主人公に白が似合わな過ぎて吃驚します。表紙や口絵。

ロンダートカンガルーキックからのイカれた流れ、いや夢、好きですね…。
というか主人公の技がキレッキレですね。

全てを知った後に読み返すとname onlyって名前はしんどくないですか?父親があの人であの性格だと知った上だと更にしんどさが増しました。
ページめくった時に驚くあの挿絵はイラストレーターの画集で1ページ使って大々的に載っているから見て欲しいですね…私と同じようにビクッとして欲しいです。

この黄塵の設定、描写、そこに暮らす人々の息遣いが好きです。こういう文章が書けたらと思います。

まさかあとがきのボツ案が後々ああなるとは…。