冲方丁


再読。


ミリオポリスにロシアの人工衛星が墜落し、事態の対応の為に涼月/陽炎/夕霧はそれぞれ個別の任務に就く。

ここまでシリウスコミックスで漫画化されているので小説読むのが怠い人は二階堂ヒカル版コミックスを読んで欲しいです。
最初から最後まで熱量。都市をぶっ通してテロ組織がリレー開催、仲間と引き離されてひとりで事件に向き合う少女達の三者三葉、十二人の怒れるロシア人、崩壊する塔――そして別組織の空飛ぶ特甲児童。
個人的にはオイレンシュピーゲルではこの巻が一番好きです。

今読むとやばそうなワード頻出でそのネタ使っていいのかとなります。実際数年前はシリウスコミックス版の連載が最後まで続くか危惧したりもしましたが、小説シリーズも完結したので気にしません。面白いんだけどなぁ。