前提条件。
ケトル14歳、ミーナ12歳。


まずはミーナからケトルへの感情。
これは簡単です。助けられた時に恋に落ちました。好き!好き!好き!ただでさえ夢見がちな少女だったので、恋を知って暴走気味です。

一方、ケトルからミーナへの感情。
可哀想、助けてあげたい、そこから発展した守ってあげたいという気持ち。
ミーナは歳下だから子供という認識で、庇護対象とみなしています。だから恋愛感情は抱いていない上に、ミーナの気持ちにも気付いていません。
この年頃の少年少女にとってひとつふたつの年齢差は大きな違いですが、その程度の差なら徐々に気にならなくなるとケトルはまだ知らないのです。

なお、ケトルの好みのタイプは明るくて元気な子です。
ミーナはそれが自分と正反対なことを知って打ちのめされました。

ミーナがケトルに振り向いてもらうためには性格を変えることと子供認識を改めてもらうことが肝心です。
でも端から見ていてミーナの気持ちはバレバレのために、周囲のお節介な者達が恋愛成就に協力しまくって外堀から埋まって行くことでしょう。ミーナは大人に可愛がられる特性持ちです。
気付いたら既成事実だけ出来上がっていて身動き取れなくなっているケトルの姿は想像にかたくないです。恐いですね。