『左門くんはサモナー 四巻』

沼駿


表紙がバトル漫画みたいで格好良いです。
左門くんを敵視する祓魔士が登場したり、ヤンキーが勢揃いしたり、めくるめくバトル展開の予感の第四巻。


以下ネタバレ注意です。




冒頭から下呂くん回の衝撃。
連載開始時から言われていた「このまま連載続けばいつか下呂くん回とか来るかも」がついに現実に!
ただし、正確には「下呂くんから見た天使ヶ原さん(と左門くんの関係性)回」です。
天使ヶ原さんの例のシーンは台詞と相まって、まるでAVGの一枚絵のようでした。聖母ですか?
その直後に唾を吐ける左門くんのメンタル。そうです、左門くんはこうでないと。左門くんの天使ヶ原さんに対するスタンスが初期から変わっていなくて安心しました。

下呂くんは真顔でいればそれなりに格好良いのではと選挙回で思ったのですが、当番回であっても大体白目か嘔吐しかしていないあたりにプロ根性を見ました。己のキャラ性に忠実です。
セーフとアウトの境界ガバガバすぎやしませんか。

新登場の祓くんは、まず見た目が凄く昭和の少年漫画の主人公みたいで好みです。キリッとした目付きでもう駄目でした。別の漫画なら活躍出来たはずなのになぁ…と盛り塩を見ながら思わずにはいられません。
生活習慣病で死にそうな左門くんVS塩分過多で死にそうな祓くん ファイッ!

左門くんの過去、結局具体的なことは何もわかってないですよ?何故彼が召喚士をしているのか、それが知りたいです。
いつかの橋下っちゃん回もそうですが、バックボーンが判明しないと感情移入しにくい面もあるので。それでも充分に読ませてくれるから沼先生は凄いと思いますが、個人的にはもう少し、足りないです。
ついでに、彼がどんな生活を送っているのか、早くお宅訪問でも何でもしちゃって下さい。それで、コタツを出しっぱなしにするタイプの左門くんのこと、どうせお家は散らかっているでしょうから、天使ヶ原さん中心にお掃除してあげて下さい。
いつか左門くんの過去が彼の口から語られる日が来たらいいですが、おそらく最終回付近になるのかなと。
きっと左門くんが一話のままのキャラでしたら、私は好き勝手に陰惨な過去を妄想していたことでしょう。今はこの作品はそういう路線ではないと知ったため、そこまで酷いことにはならないと思っています。(鬱話をやってくれても全然構いませんがね)


追記は最近の傾向に対し吐き出したいこと。
愚痴っぽいので閲覧注意です。
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お腹が空きました

疲れている時でも肉を食べれば幸せな気持ちが広がるので、つくづく自分は燃費が良いと思います。単純とも言います。
ギトギトと重い肉ではなく、鶏肉…それも唐揚げとか良いですね。カラッとサクサク、お手軽な幸せ補給です。

お腹が空きました。

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