『封仙娘娘追宝録8 刃を砕く復讐者(上)』読了

ろくごまるに


しかしまあ、なんて不吉なタイトル!
ついでに、今タイトル書くまでずっと「刃を砕く」じゃなくて「刀を砕く」と感違いしておりました。ぐおお、十年以上も何やってんだか。

この巻から長い夏待ちが始まります。この引きで下巻まで五年ですよ、五年。
途中で短編集は刊行されましたけれども、この続きは一体どうなるのだろうと期待と不安を抱き、それ以上に作者の安否が気になって混沌とした気持ちで待った夏でした。
まあ私がハマった時には既に夏待ち状態だったので、実質三年くらいですね。リアルタイムで待った方々には頭が下がります。


時系列は、前巻ラストから同じ日でしょうか。夜中になっています。

冬の夜を、走る。流れこんで来る記憶は、彼が忘れてしまったものでした。

それにしても、彩朱さんのこの胆力のある性格は一体何なんでしょうね。この作品の女性陣は皆心が強いですが、とりわけただの若奥様とは思えない強さです。この村で育ったからこうも覚悟が決まっているのでしょうか?
そもそもこの人は元々静嵐刀の所有者(明記されていませんが描写で確定)でした。ど、どんなコンビだったんでしょう…気になります。懐かしのキャラクター達の近況描写が入り、伏線ばらまきタイムです。この作品が佳境なのだと思い知らされます。今思えば、ここから最終回に向けて伏線の準備をしていたんですね。

龍華の師匠殿も登場です。存在しない矛盾、そりゃああの龍華の師匠ですから一筋縄で行くはずも無いお方です。
この辺の仙術的思想の説明は、ファンタジーというよりも物理学っぽいと感じました。思えば御大の作品はいつもロジカルですよね。構成やキャラクターの言動が。読み返して初めて気付く緻密さよ。
時間ってよくわかんないよおって劾想ちゃんも言ってました。でも龍華は何か掴んだようです。…それがあんなことになるなんて、思いもしませんでした。

村長代理と村長の会話があっさりしつつも、なんだかいいですね。
ところで剛始と剛終の兄弟にあたる梨乱の父の名前とは?

そういえば、塁摩の見た目は五歳ぐらいとのことですが、宝貝として設定されている年齢は八歳と『挑戦者』の時に明記されてました。見た目五歳、精神年齢八歳ってことでしょうか。
というか殷雷の不調って塁摩にへし曲げられたことも要因の一つになっていませんか。

カラー口絵の静嵐が女に見えて、すわ新キャラかと思ったのもいい思い出です。

そしてダンジョン攻略からの、バラバラだった要素が結びつく展開、しかしそれどころではない和穂という衝撃のままに以下続巻です。このまま続けて読めるって素晴らしいですね。

使ったことがない言葉が出てくるかもしれないバトン!【ろ】

予測変換です( ´∀`)

◆ろあ→ロアッソ
◆ろい→ロイヤル
◆ろう→浪漫
◆ろえ→ロエベ
◆ろお→炉お

◆ろか→路肩
◆ろき→ロキソニン
◆ろく→ろくごまるに
◆ろけ→ロケット
◆ろこ→露骨

◆ろさ→ロサンゼルス
◆ろし→ロシア連邦
◆ろす→ロスト
◆ろせ→路線名
◆ろそ→路側

◆ろた→炉た
◆ろち→路駐
◆ろつ→炉津
◆ろて→露天風呂
◆ろと→ロト

◆ろな→ロナウド
◆ろに→露日
◆ろぬ→炉ぬ
◆ろね→炉ね
◆ろの→炉の

◆ろは→ロハ
◆ろひ→路標
◆ろふ→ロフト
◆ろへ→路辺
◆ろほ→露鵬

◆ろま→ロマン
◆ろみ→ロミオ
◆ろむ→ロム
◆ろめ→路面電車
◆ろも→炉も

◆ろや→炉や
◆ろゆ→炉湯
◆ろよ→路用

◆ろら→炉ら
◆ろり→ロリコン
◆ろる→炉る
◆ろれ→ロレックス
◆ろろ→炉炉

◆ろわ→ロワール
◆ろん→論文集
◆ろっ→ロック史
◆ろー→ロード

◆ろが→炉が
◆ろぎ→ロギンス
◆ろぐ→ログオフ
◆ろげ→炉下
◆ろご→ロゴ
◆ろざ→ロザリオ
◆ろじ→路上
◆ろず→ロズベルグ
◆ろぜ→ロゼ
◆ろぞ→炉ぞ

◆ろだ→ロダン
◆ろぢ→ロヂャース
◆ろづ→炉づ
◆ろで→ロデオ
◆ろど→ロドリゲス

◆ろば→路盤
◆ろび→ロビー
◆ろぶ→ロブスター
◆ろべ→ロベカル
◆ろぼ→ロボット

◆ろぱ→炉羽
◆ろぴ→炉ぴ
◆ろぷ→炉ぷ
◆ろぺ→ロペス
◆ろぽ→炉歩


お疲れさまでした(*´∀`)


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『バッカーノ!@』

『バッカーノ!@』
原作/成田良悟
作画/藤本新太
キャラクターデザイン/エナミカツミ


というわけで、無事に購入しました。

この巻のお話は原作の1930年より数年前、つまり前日譚です。
まだ幼さの残るフィーロやクレアやガンドール三兄弟が生き生きと動き回っていて素敵でした。
ちらほら暗躍するセラード爺様の影が見え隠れ!

ストーリーは原作者監修なので、内容についても文句無いです。
これから1930年の内容に続くわけですね。

これは良いコミカライズですよ!

何より、またバッカーノが漫画化されるというだけで感無量です。続きも楽しみです!

ふるすろ勢の目の描き方について

試行錯誤しています。

左上から、ルカ、千織、ヤマト、ユミナ、尚、史平です。

うたわれアニメの残酷な表現について思ったこと

『うたわれるもの 偽りの仮面』を視聴していたのですが、ふと、十年前に放送していた前作アニメの時よりも戦闘シーンに緊張感が無いと感じました。
斬られたモブ兵士が血の一滴も流さずにただ倒れるだけだから、そう感じたのかもしれません。

前作アニメの時はバッサバッサと敵を斬り伏せ、血飛沫が舞っていて、テロップで残酷な描写に警告が出ていたように思います。残酷な描写はシリアスなストーリーと合っていましたし、味方も無事ではいられないという緊張感に満ちていました。

これも時代ですね。
あの放送当時は某事件のせいで『ひぐらしのなく頃に』等の残酷な描写のあるアニメへの風当たりが強くなっていました。

まあ、行き過ぎた描写はどうかと思いますよ。グロ描写もエロ描写も、慣れると段々物足りなくなってエスカレートしていくものですから、ある程度で規制することに異論は無いです。

ただ、今作の『偽り〜』のアニメが戦を扱っているにも関わらず、どことなく緊張感に欠けて見えるのは勿体無いと思いました。ぬるくダラダラ戦っているようにしか見えないんです。一応戦争のはずで、人死にも出ているのに感情移入出来ません。
だから過度に過激描写に走らない範囲で、緊張感が欲しいと思いました。
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