リュウキュウムカシキョン。
横向き注意です。
キョンと聞くと動物よりも先にハルヒしか出て来ないだなんて言えません。
ところでさっきから偶蹄目や奇蹄目ばかりですが、この手前にはトラの頭蓋骨も展示してありました。ただし、日本にいたトラの生態には謎が多く、まだまだ研究中とのこと。
この展示の中で食肉目はこれだけでは?
ちなみに少し前のエリアですが、日本にいたビーバーなんかの歯もありました。確かゴンフォテリウムのあたり?
可愛さでしたらその横にいたウサギが安定していました。耳の短いウサギでした。
サル系の化石もあるかと思っていたのですが、意外と一つもありませんでした。
今回のメインテーマがパレオパラドキシアとナウマンゾウなので、品種を絞ったのかもしれません。あるいは骨が発掘されていないのかもしれません。
いつか人類の進化を展示する時用に取ってあるのかなとか、ちらっと思ったり。
いつか人類が滅んだ後、「太古の人類展」という展示が行われる様を空想してみたり。
リュウキュウジカ。
横向き注意です。
角。
角いいですよ角。
奈良で見たシカよりも小柄なような気がしました。暑いからでしょうか。
今でも普通に生き残って生息していたりしないのでしょうか。
存続した種と滅んだ種の違いって、実は些細なことではないかと思いました。これだけ沢山の種が生まれて滅んでいるのを見ると、今現在生き残っている種の存在は凄く奇跡的なことに思えてきます。
ミヤコノロジカ。
横向き注意です。
シカの一種です。
角がゴーヤみたいです。謎のイボイボです。
そして美脚。素晴らしい曲線美です。たぶんオスですが。
私は前足のフォルムが好きですね。
ところで懲りずに言います。
なんとなーくもののけ姫に登場するヤックルっぽいと思ってしまいました。ヤックルもっと大きいですけども。
さっきから脳内がもののけ姫かポケモンなのです。
トカゲとネズミの中間みたいな生物を育ててパレオパラドキシアやヤベオオツノジカやケナガマンモスに育てるゲームはどうでしょう。
与える食べ物や育成環境によって生物が進化。不定期に激動する地球環境を乗り越えられなかったらバッドエンド。分岐は膨大で、選択肢をうっかり間違えると絶滅してそれっきりになります。
ここまで妄想し、育成ゲームにあるまじき育成可能な生物の数でマニア向けにしかならない気がしてきました。
きっと他のプレイヤーと対戦や交換も可能ですが、そうすると完全にポケモンになりますねこれ。
ニッポンサイ。
横向き注意です。
イメージキャラクターの「ぽんにぃ」のモデルです。
日本にもサイがいたのです。
現代のサイよりも小柄でずんぐりしています。島国だから小型化したのでしょうか?
角が垂れている様に見える…と思ったら、サイの角は毛の束だから化石にならないとのこと。じゃああの垂れている部分は一体?…鼻?
このあたりの展示になると、現代にいる哺乳類とさほど変わらない姿ですね。大きさの大小や角の形の差異はあれど、大きく逸脱してはいないような。まだまだ想像の範囲内と言いますか。そろそろ展示も終わりなのでしょう。
そういえば「〜テリウム」の様に長くて覚えにくい名前の哺乳類もいなくなっています。
ハナイズミモリウシ。
横向き注意です。
日本にいたバイソンです。大陸とつながっていた頃に渡って来ました。
骨だけ見ると普通の牛に見えます。復元イメージ画は普通の水牛でした。
発掘された土地の名前が付いているので出土先がわかりやすいです。