創作メモ 「アカデミー」

 魔法使いのための学校。
 魔法使い連盟が運営し、入学と同時に自動的に連盟に加入したことになる。魔法使い連盟の影響力のある国には確実に建っている。(色んな国に大元が同じの姉妹校がいっぱいあるということ)

 入学前に基礎学力と適正を調査するためのテストがあるが、その結果如何で不合格になることはないため、実質的な入学試験は無し。12歳からなら身分を問わず誰でも入れる。
 ただし、卒業するためには卒業試験&卒業課題(人によっては論文。授業の選択内容による)を乗り越えなければならない。

・制服
 規定無し。これは、民族や宗教によっては身に着ける色まで制限されていることがあるから、変に制服を決めることでその考え方を邪魔しないようにとの配慮。

・授業内容
 魔法関係の知識以外にも、一般教養、言語、算術、医学、哲学、神学、建築学、文学、歴史、などさまざま。これは、この世界での「魔法使い」が「知識階層全般」を指すからである。

・卒業後の進路
 魔法使い連盟の一員として魔法を研究する、宮廷お抱えの魔法使いになる、軍人になる、など。

・その他
 学生寮あり。
 学費は「アルバイトして稼げる程度の額」。これは学生の社会貢献を推進するため。


 4170年現在、レファルやソーマが卒業済み、慧羽やチィが現役の学生。

創作キャラ語り

 キャラ語りをする時、いつもフランについてしか語ってないような気がするから、たまには別なキャラにスポットを当てて語ろうかと。



 エクセドラ男爵家では当初、長子たるエオスを跡取りにする予定でした。しかしエオスは魔法の才能に溢れてはいるものの、性格があまりにも跡継ぎにふさわしくありませんでした。そこで二番目に生まれたヘリオスに跡を継がせることにしました。
 ヘリオスは跡取りとしての教育と、いざという時に姉を止めるための魔法使いと相対する修行を受けました。来る日も来る日も修行に明け暮れました。遊び相手は五歳年上のエオスよりも、年の近いセレネ。たまに町に行くことはあっても、同年代の子供と遊ぶことは決してありませんでした。人間とは違う、しかし魔物でもない、そんな自分の容姿を気にしていたからです。

 そんなある日、男爵家の私有地にテロルがやって来ました。ていうか興味本位で不法侵入かましました。当時のテロルはアルナーに越してきたばかりで、アルナーとエクセドラ家の微妙な関係など知る由もありませんでした。
 そんなこんなでテロルvsヘリオスで一悶着あり、互いの第一印象は「うわこいつとは馬が合わねえ」でした。とりあえず、犯罪だから不法侵入すんなと叱ったところ、次回からテロルは客人として正面玄関から堂々とやって来るようになりました。
 やがてテロルは親友のフィルリアを連れて来たり、ヘリオスとセレネを屋敷の外へと引っ張り出して連れまわしたりしました。そのうちにハッシュやジンクとも知り合って、みんなで冒険者の真似事をするようになりました。エクセドラ家の家族はこれを止めるどころか、ヘリオスとセレネの人生経験が増えることを歓迎しました。

 いつの間にか、ヘリオスは種族の違いで悩んでいることがすっかり馬鹿馬鹿しくなりました。
 いつの間にか、自分達の周りには人がいるようになりました。
 いつの間にか、世界の広さを知りました。

 みんなで遊んでいた期間はせいぜい数ヶ月でした。
 そのきっかけは、ある冒険の中で知り合った流浪の医師でした。その医師の腕前に感動したセレネが、「独学ではなく、この者に師事して医学を学びたい。そして共に世界をまわり、見識を広げたい」と言い出したことでした。
 セレネが旅立ち、テロルも「あたしももっと世界を知りたいかもー」とか言い出しました。
 冒険者ごっこは残った仲間だけで続きましたが、ヘリオスが成人して家督を相続してからは段々と集まれなくなりました。
 そんな中、ハッシュだけが、今でも冒険に出掛けています。彼は真似事ではなく、れっきとした冒険者になりました。

 彼らは現在ではいっぺんに集まることこそないものの、いまだに交流を持ち、一緒に食事をしたり、時には一緒に冒険に出掛けたりもします。

 しかし、ヘリオスとテロルの互いの印象は初対面の時と変わらず「うわこいつとは馬が合わねえ」のままなのでした。

血の混じった唾を吐く

要するに、風邪をひきました
喉が赤く腫れていて、喋るのが億劫
寒気と鼻水が止まらない
熱が無いのが救い

無茶はしないようにします…

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