「今日もお仕事頑張っていきましょーです」

「おはよーございまーすっ! みなさんご機嫌いかがです?」

「はーい、みなさんこんにちはっ! ふふーん、今日は絶好のお散歩日和ですー」

「夜更かしは健康の大敵ですこんばんは! ということでわたしことパルテノンはもうねむねむです」

「パルテノン・フィロ、王国の傭兵やってますです敬礼っ!」

「むふー。みんなが楽しい気持ちになれば、世界が幸せに包まれると思うです。それが平和なんじゃないかなってわたしは思ってるですよ」

「はーい、敵兵士のみなさんこんにちはー! いいですかー? ハンバーグになりなくない人は武器を置いて投降してくださいですー」

「いい子にしてればママが迎えに来てくれるですよ。だから、その日までわたしはくじけません!」

「わたしは戦い続けますです。見ていてくださいね、ママ」

「ほらー、わたしみたいな獣人って珍しいせいか、なんだか肩身が狭いじゃないですかー」

「みんなは仲良し……で・す・よ・ね?」

「ぴぴぴー! アウト! 仲間はずれはダメですよっ!」

「わたしが来たからには風邪なんて一刀両断ですって言ってみたかっただけです!」

「わたしは知ってますです。神様はお空の国に住んでて、死人の顔して笑ってるですー」

「すっごいすっごいすっごーい!!」

「寂しさや悲しさは遠くのお空にぽーん!! そしてどーん!!」

「レファルさん生きてますですかー!? お見舞いでーす」

「白堊ちゃんとわたしはお友達ですよー。大丈夫、わたしがついてますです。泣いたっていいんですよ」

「きゃー慧羽ちゃーん! おいでおいで、わたしは怖くないですよー。撫でてもいいですかー?」

「サーディットさんとリャオくんはお二人でセットなんです?」

「ベアタ夫人は恐ろしい人ですよー? だってー、レファルさんのやってることぜーんぶわかっててわざと泳がせてるです」

「あ、おばけと言えばですねー、わたしはすっぴんのベアタ夫人を見たことがありますですー」

「あらー、どうもですトニーさんとヨヴィータくん。お二人は今日は何して遊びますです? よろしければわたしもごいっしょしていいですかー?」

「じゃあヨヴィータくんにもよろしく伝えておいてくださいですトニーさん」

「つまり……、アドリア先生は白堊ちゃんのライバルなんです?」

「わたしもここにいたいですけどー、でもそれだと孤児院にお金が入らないです。わたしが軍に行けばその身請け金で、孤児院が続けられますです。ーーだから、行きます。他の、まだ小さい子達のためにも」

「わたしは人いっぱい殺した悪い子だから、だから、ママは迎えに来てくれないんです。お空の国にだって行けないんです」


 誰に対しても敬語。タメ口をきいたり、呼び捨てにすることもない。そして、やたら「です」を付けて喋る。「ますです」とか「するです」という使い方をすることも多い。
 基本的に明るく元気いっぱいで、語尾が間延びしている。
 擬声語・擬態語も多用。おかげで(慧羽ほどではないにせよ)たまに言葉が足りず意味不明になることも。