※ぐだぐだしてる。
※完全に自分用メモ。自分が何がやりたいのか、初心に返るための。




アルナーの皆さんの物語は、中学時代からぽつぽつ考えていたもの。
なんだかんだあって、高校時代に現在サイトに上げている話の原型が出来上がった。それは「フランとラザをナビゲータ(主役級?)に、不老不死の霊薬にまつわる物語」というもの。
もっと「エリクシャー」とか「ホムンクルス」とかそういう単語の出てくるアルケミズムな話の予定だったが、これらの単語をどのタイミングで出すかをいまだに図りかねてる。

フランは、とある目的のためにわざわざアルナーまでやって来て、ヘリオスの家に押し掛けて、使用人になった。
ヘリオスは「こいつ何か企んでいるんだろーなー」とは思っているが、目的がわからないので泳がせている。フランが仕事をきちんとこなしているからというのもある。そんな主従関係。
私自身は「こんな性格の幼女が実際にいたら嫌だなぁ」とか思いながらフランを動かしている。

 ーー ーー

ユリウス(というか孤児院)の皆さんの物語は、大学に入ってから考え始めた「子ども達が大人になる物語」。成長物語とでも言うべきか。

ちなみに最初は「愉快な子ども達がゲラゲラ笑いながら血の雨の中を進む話」だった。しかしこれはサイトには上げられないと思い、話のプロットを「魔法学校で少女達が成長する物語」に変更して少しこねくり回してみたものの、ボツ。
しかしだいたいこの辺でレファルと白堊と慧羽のキャラが固まってきた。
じゃあ、このキャラクター達には世界がどう見えているのか、何をしているのか、文章やイラストでスケッチしてみようと試みた。これは現在でも続いている。

そもそもの発想の原点が「子どもの姿をした化物達」なせいか、アルナーの皆さんよりも揃いも揃って精神的危うさを抱えるキャラばかりになってしまった。
ユリウスの皆さんが若干電波だったりするのはそのせい。

ユリウスというのは都市の名前。アルナーとは同じ国で、馬車で半日くらいの距離。
だけど、王国の支配下に置かれる前から交通の要所として発展していた。王国の支配下に置かれてから開拓されたアルナーとは対照的。
アルナーは「人と魔物」に主観が置かれた町。ユリウスは「人種や宗教や民族」に主観が置かれた都市。それぞれの住人は基本的に関わることはないが、それなりに交流だってしてる。特に旅人や冒険者は。
ちなみに王国の地名に一貫性が無いのは、支配下に置かれた時期が違うから。

 ーー ーー

勢い任せでぐだぐだと書いたけど、なんか面倒くさいなこの物語!ということが改めて実感させられただけだった。
明確な主人公がいないせいか。でも、ひとりひとりがパズルみたいに世界=物語を形作るのが好きだ。