学生の日常?お題
お題を10個出します。そこから選んでも良し、フルコンプするも良し。
絵、漫画、小説、会話文、なんでもOKです。
女子中学生二人のグダグダした会話
?登場人物
ルカ…元気印。一人称は「あたし」。
千織…クール。一人称は「オレ」。
?舞台…現代、どっかの町。
・制服
「うちの中学おかしいわよ。今時、超普通のセーラー服!スカートの丈なっがいしさー」
「ルカ、バッサバッサ捲んなみっともねぇ」
「あたし高校はブレザーがいいなー。ミニスカOKなとこ」
「聞けよ。オレは別にこのスカート丈でも構わねーけど」
「えー暑くない?」
「蚊に刺されまくって引っ掻き回した痕晒したくねーし」
「薬塗ろうよ千織!」
・放課後
「ち〜おりん!いっしょに帰ろ♪」
「ちおりん呼ぶな」
「んーかわいいと思うんだけどなー」
「可愛いとか似合わねぇし。あんたの名前の方がいいよ」
「えへー。照れるにゃー」
「で、やっぱどっか寄ってく?奢らねぇけど」
「うぁ先手打たれた!んじゃ、今日は千織のお宅を訪問したいでっす」
「今日も、だろ」
・落下
「こっから飛び下りたらどんな気分かなっと」
「おいルカ、何してんだあんた!?何のために屋上が封鎖されてるか考えろ!!」
「やだちおりんってば!あたしが飛び下りるわけないっしょ」
「だったら」
「中学生活三年目にして初めて入る屋上にテンション上がっただけだし。死ぬ気なんてさらさら無いし。てかちょっと怖い。自殺する人って勇気あるわー」
「そういうのは勇気って言わねぇよ。ほら、もう行くぞ」
「ん。…アリガト」
・海とアイス
「もうすぐ夏休みなわけよ!びば青い空!白い入道雲!あ、ねぇねぇちおりんちおりん海行こうよ海!!」
「つーかオレら受験生だろ」
「今だけは!忘れる!!」
「バカだ…」
「中三の夏は一度だけ!」
「そんなんでオレと同じ高校行けんのか?」
「うぐっ!?」
「はー…。しゃあねぇ。夏期模試で良い成績だったら一緒に海でもどこでも行ってやるし、アイスも奢ってやる」
「マジ!?三百円のヤツでもいいの!?やったー!」
「わかったわかった。その代わりちゃんと勉強しろよ。あ、奢りは一度だけだからな!」
・日焼け
「ね、見てちおりん!あたしってばすっかり黒くなっちゃった」
「すげ、ホントだ。首とか腕とかくっきりしてんな」
「ヤバい。これはヤバい!いちお日焼け止め使ってんのに…。やっぱ部活で走り回ってるから…?」
「乳液塗ってやろうか?」
「ん。背中おねがい…あ!ってかさー」
「なんだよ」
「このシチュ…『海でサンオイル塗ってくんない?』ってやつにそっくしだわ!」
「…方向性は逆だろが」
・料理中
「だからさぁ、ちょっとは自炊しなさいってのよ。成長期に毎食カップめん、てどうよ」
「面目ない」
「料理くらいあたしが教えてあげるし。ほら、さっさと冷やし中華の具材きざんで!!」
「正直めんどくせぇ」
「ダメよ。両親が海外から帰ってきた時に餓死してましたってことになるわ!」
「餓死はねーよ」
「その包丁さばきじゃあながちシャレにもなんなそうだわ…」
・夜遊び
「学校で肝試しってベタよね!お化けの存在なんてこれっぽっちも信じてないあたしだけど、夜の学校というシチュはこう…クるものがあるわー」
「ぶっちゃけ警備員に見つかる方がこえーよ」
「やっぱさぁ、怪談話は音楽室や理科室なんかがベタよねー」
「オレが聞いたのはプールの怪談だった。ああ、二人一組でチェックポイントを回るわけか」
「ベタよねー」
「待て。何ヶ所あるんだチェックポイント!おかしいだろ!?」
「あれ?ちおりん知らなかった?うちは…七十七不思議なの」
・カラオケ
「おいルカ、なんで初っ端から演歌ー?あんた意外と趣味シブくね?」
「いやいや〜。わりとアニソンも歌えるし♪」
「何その化学反応起こしそうなレパートリー!!?」
・しりとり
「これからしりとりをします」
「宿題は」
「しりと『り』、『り』んご!はい次『ご』!」
「『ご』百グラムの食塩水に水を七百ミリリッ」
「ハイしりとりやめやめー!」
・今日の日常
「二学期になったら体育祭やって、何より学祭よね!ちおりん、せっかくだしメイド喫茶やらない?」
「やらねぇよ。つかなんだよ『せっかく』って」
「だって流行ってんのよ?マンガの中での学祭イベントじゃ大抵メイド喫茶あるし!」
「フィクション前提に考えんな!」
「学祭の後はマラソン大会で、地域清掃やって、球技大会に、」
「卒業式、か」
「…終わっちゃうね。義務教育」
「そこかよ」
「千織、卒業してもよろしくね」
「あぁ、よろしく……って早ぇよ!?」
「あははノリツッコミー。珍しー」
「るせ」
「ずっといっしょにいようね」
「当たり前だろ」
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