エソラゴト

2018.01.06
prof bkm

2017年の読書メーター [読書日記]

2017年の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2965
ナイス数:281

AX アックス感想
『グラスホッパー』『マリアビートル』に連なる殺し屋シリーズの最新作!ということで文庫化を待てずに購入。「兜」ってどこかで見たな?と思ったら別の作品(ほっこりミステリー)ですでに読んでいたのか。マリアビートルのようなスリリングさを期待して読み始めたが、しばらくは「妻に頭の上がらない夫の日常。たまに殺し屋」という少しゆったりとした?展開だったが、『EXIT』から一気に加速し、『FINE』はあっという間に読み終えてしまった。ところどころに蜜柑と檸檬や、蝉の名前が登場し、懐かしい気持ちになる。
読了日:09月15日 著者:伊坂 幸太郎
サバイバルファミリー感想
少々都合の良い箇所もあったが、読みやすく、軽い感じで楽しめた。電気が使えないってこんなに怖くて大変なことなんだぞ、って教えてくれる本。こういう状況になると農業や畜産、水産業の人は強いなと思う。私のやってる事務の仕事なんてなんにも活かせないんじゃないだろうか。災害時に備えて、ある程度の備蓄やサバイバルの知識は必要だなぁと思った。
読了日:08月09日 著者:矢口 史靖
死神の浮力 (文春文庫)感想
死神の千葉は人間を担当し、「死」か「見送り」かを見極めることが仕事である。今回の担当者は小説家の山野辺。前作『死神の精度』を読まなくても楽しめるが、前作の担当者たちを思い出すシーンがある。後半はもうあっという間に読み進めていた。次の展開が気になるし、話のテンポ、スピード感もあった。本城には「マリアビートル」の王子に似た不快感を覚えた為、香川が「可」を出したと聞いた時はがっかりしていたが、最後にはスッキリした。千葉さん今回はだいぶ山野辺に肩入れしてるじゃないのか?と思ったが、思い通りにはならなかった。
読了日:07月09日 著者:伊坂 幸太郎
死神の精度 (文春文庫)感想
伊坂さんお得意の、短編だけれど繋がっている物語。スラスラ読めて、面白かった。最後のおばあちゃんの正体?が分かった時にはっとした。もうそんなに年月が経っていたのか、と。死神が出てくる話で、登場人物はほぼ死ぬ運命なのだが、なぜか温かい話になる。「えぇ話や」とほっこりする。でも死ぬ。このスパイスのバランスがいい。5章で登場した人物が、『重力ピエロ』の春だと気づいたのに喜んでいたけれど、巻末の解説に書かれていたのでちょっとがっかりした。2008年に映画化されているので少し気になる。次は、『死神の浮力』かな。
読了日:06月30日 著者:伊坂 幸太郎
3652: 伊坂幸太郎エッセイ集 (新潮文庫)感想
2000年〜2015年(3652日)の期間に書かれたエッセイを集めたもの。ようやく読み終えた、という感じ。干支エッセイの印象が強い。伊坂さんがおススメしていた小説はいつか読んでみたいなぁと思った。 ボーナストラックの「定規」がよかった。
読了日:06月18日 著者:伊坂 幸太郎
ホリデー・イン (文春文庫)感想
すぐに読めた。ワーキングホリデー、ウィンターホリデーに登場したキャラクターのことがより分かって良かった。そういえば実写化してるんだった。ちょっと気になる。
読了日:05月05日 著者:坂木 司
コンビニ人間感想
文字数が多くないし、文字が詰まっていなくてすぐ読めた。主人公の女性(古倉さん)が普通じゃない。アンドロイドのような、サイコパスのような。嫌悪感を抱く。でもちょっと共感できるようなところもあって不思議。好きな人が一人も登場しない。白羽が改心することに期待したがそんなこともなかった。自分が仕事を辞めても、あっという間に空きが埋まってしまうんだろうなと思うとやる気落ちる。心が晴れない読後感。
読了日:01月25日 著者:村田 沙耶香
仙台ぐらし (集英社文庫)感想
エッセイ(ほとんど実話)+短編1話
読了日:01月22日 著者:伊坂 幸太郎
首折り男のための協奏曲 (新潮文庫)
読了日:01月15日 著者:伊坂 幸太郎

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