お題:バレンタイン2018
(昨年書いたバレンタイン小説「Say you love me.」の続き的な、補足的な何か)
話題:140文字小説に挑戦!
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幼馴染みの彼はいつだって優しかった。私の話をちゃんと聞いてくれて、楽しい時は一緒に笑ってくれたし、泣いている時には慰めてくれた。抱きしめてくれる腕の温かさや安心感は、他の人では絶対に与えられない特別なもの。私にとって彼は特別な存在だったのだ、ずっと。告白されて他に彼氏ができても。
私の中で本当に好きなのは彼だけだった。だから彼氏と呼ぶ存在ができても、手を繋ぐことも身体に触れられることも許せなくて、最初は私を好きだと言っていた彼らも、次第に私に飽きていく。けれど好きじゃない彼氏でも、振られてしまえば少なからず傷付いて。その度に私は彼に泣きついて、慰めを請う。
(※結構な長さになったので、続きは追記にて。もしも興味などがあれば)
18/02/14 23:01
140字形式