仕事の疲れと睡眠不足の
ダブルパンチでダウン気味。
でも、平気を装わないと
心配を掛けてしまうのが現実ってモノで。

多分、あっくんは気付いてるんだろうけど。

年下なのに、察せられる年上って
どうなんだろうなぁ。

昨日もあっくんとまーくんとで
一緒にゲームをしたけれど。
ゲームを優先するあっくんに
少しイラッとしてしまった。
そういう子なんだから仕方ないのに。
むしろ、そこを理解した上で
付き合ってるようなものなのに。

そこで構って欲しい、だとか
寂しい、だとか。
そういった感情を抱くのは、間違っているのに。

2日間喋れなかった反動もあって
昨日は少し拗ねた態度を取ってしまった。
物凄く後悔したけど。

本当は。
構って欲しい。
そう、伝えたいのに。

ふらっと、目にした言葉で
「甘えないと振られる」
なんて言葉があった。

確かに、そうなのかも知れない。

でも、甘えすぎると
またそこは違ってくる訳で
丁度良い加減が
イマイチ、分からない。

あっくんには、十分甘えているつもりだし
好きなことはして欲しい。
でも、やっぱり。
甘えたいのは事実で。

仕事も終わって疲れてるけど
一緒に居たくて眠気と戦いながら
ゲームをしていたけれど。

『れい本当に寝なくていいの?』
「ん、へーき」
『声疲れてるし、寝な?俺眠くないし』
「……分かった」

その後すぐに会議抜けて
ベッドに横になると

『本当に平気?』
「うん」
『そっか、ならいいんだけど』
「うん」
『他の人と寝落ちして欲しくないから』
「そうなんだ」
『そうなんだってしてたの!?』
「してないよ。私は寝るからやっておいで」

なんてlineをして。
本当に平気?なんて聴くくらいなら
一緒に寝てくれてもいいのに、なんて
思うことがそもそも間違っているのに。

その後、10分後くらいに
あっくんから通話が掛かってきて
まーくんが寝たからって理由で
一緒に寝る事が出来たけれど。

なんとなく、まーくんに気を
遣わせてしまった気がする。

まーくんはあっくんのことを
全部知ってるらしいから
恥知らずでもいいから
一緒に寝たいって言っちゃえば
良かったのかな。

年上だから
しっかりしなきゃいけないのに。

どうしても。
どうしても。
あっくんの声色に
感情が見えなくて。
彼の本音が、分からない。

信じたいのに。
どうして疑ってしまうの。