お薦め度:
ﾏｸﾛｽﾌｧﾝ以外☆☆☆★★
ﾏｸﾛｽﾌｧﾝなら☆☆☆☆☆



『マクロス』シリーズはとにかく1stが好きなｸﾏｼｴﾙですが、この『マクロスΔ』は今のところ『マクロス』シリーズ最新作にして正しく1stの系譜を引き継いだ作品と思える展開に久しぶりに『マクロス』の世界に萌えられたｸﾏｼｴﾙだったのですね

1stの三角関係を踏襲するなら、パイロットの男-世界的アイドル-エリート軍人女性で展開して欲しいものですが、『マクロスΔ』はそこもきちんと踏まえつつ、更にアイドルのキラキラ増し増しに、主人公達ハヤテとフレイアの声優さんの若さもピュアな魅力に富んでいて、とにかく弾むような活きの良さが本作品の1番のポイントかなと思いました

それと、とにかく戦術音楽ユニット『ワルキューレ』の楽曲が素晴らしいです　熱に浮かされていた初見と変わりなく今聴いてもどの歌もかっこよく可愛くてキュンキュンする事請け合いですよん

物語の筋書きについては、悪役が結局やりたかった事はこんな事なのって感じがありましたが、『マクロス』1stのように最初のカップルが後出しじゃんけんの年かさの女に邪魔されずに、最後にそのままくっついたところは後味良くて良かったと思いました　例え女の子が物凄く短命でも、やっぱり恋愛が成就する話がこちらとしては観たいじゃないですか　それにしてもヒロインのウィンダミア人のフレイアちゃんは今15歳で、大体30歳ぐらいが寿命らしいのであと15年もしたら外見はまだまだ若々しいけど亡くなってしまうんだろうなと思うと、残されたハヤテ君が可哀想で泣けてきますね

そういえば、『マクロスΔ』の中で、1stのヒロイン、リン･ミンメイが行方不明のままだと言ってましたが、ミンメイちゃん何処へ行っちゃったんでしょうか？　髪型とか髪色が似ているので『Δ』に出てくる人造人間『三雲』のミンメイがオリジナルかと推測してたのですが、ついぞ明かされる事は無かったんですよね　それらの真相も含めて、という事は『マクロス』シリーズはまだ続いていくという事でしょうかね？

この作品単体で観た人には不満が結構あったかもしれませんが、『マクロス』シリーズのファンならば楽しめた内容だったと思います！　全シリーズ中最強のパイロットといわれるマクシミリアン･ジーナスと巨人ゼントラーディのミリアとの孫、ミラージュが出てくるのも胸アツでしたしねえ