実はタイトルの由来があまりわかってない
プシュケの意味がわかったらあぁってなるかな
これまた青春小説
表紙の綺麗さに惹かれて買いました
夏休みの終わりに飛び降り自殺をした少女
その真実を探るために動き始める2人の少年
1人は飛び降りの目撃者で、もう1人は宇宙人と言われるほどの変人
やがてたどり着く真実はとても切ない現実
…うーん、なんか違うな…
まぁ、
もう戻らない時間をただ黙って受け入れるのは、どうしようもなく切なくてもどかしい
って感じかな?
この"変人"由良くんがいい味だしてます
良くも悪くも由良あああぁってなる(笑)
青春小説好きな方にはおすすめです
作品は二部構成?
前半と後半で時間軸がまったく違うんですが、殺伐として切ない前半よりも温かいはずの後半の話の方がいろいろ切なかった
いろんな思惑が交差してる
でもって女の子って実は可愛いだけじゃないかもねって感じもかすかにした
続編があるらしくてちょっと嬉しい。是非読んでみたい
そのうちプシュケの意味でも調べてみよ
ヒット飛ばすだけあってめっちゃおもろい!
外国人が自分畳化(日本化)したなぁと思う瞬間
外国人を見て
『あ、外国人だ』と思うとき
ってのにふいた(笑)
読んでると文化の違いなんかがおもろくて、自由すぎる生徒さん達に笑った
つか絵が可愛い
国ごとの特徴とらえてるとことかすげぇ
ちょっと外国人さんと交流したくなる
めっちゃ楽しそう
特殊な遺伝子の発見で生まれてくる子供を好きにカスタマイズ出来るようになった時代
カタログで子供の外見や性質を自由に選べちゃう、そんな世界で
親に返品された美少年と、ジーン・プアなんて呼ばれる遺伝子操作いっさいなしで生まれた少年と、父の愛するアニメキャラの現実版として作られた少女の
子供は親のおもちゃじゃねーよって話のような、でも闇はどこまでも闇なんだよって話のような青春ストーリー
いたるところに笑いが顔を覗かせる、なんとも壁井さんらしい鬱屈したお話です
電撃文庫から出てるカスタム・チャイルドの続編―――というより同じ世界のまったく別の話。
前作も良いんですが個人的にはこっちが好みです。
最近読み終えたばっかりですが
それからというもの壁井さん作品ばっか読み返してます
有の中で第三次ぐらいの壁井ユカコさんブーム到来中
しかし終わり方はやはり壁井さんです
きっと壁井さんをよく知る人は上の言葉に「あぁ…」とか思うはず(笑)
すごいなと思ったよ。ものすごい当たり引いたって思った。
すごいんだよ。何がって、うまく説明できないけどさ。書き方とか発想とか、そういうの。
こんなに本が読みたいって思ったの、久々かもね。最近はもう癖みたいになってたしさ。
近いんだ、こう…距離みたいなのが。
絵、好きだし。バスタブの中にいた気持ちも、少しわかるよ。淡白だけどどっかぽっかり開いちゃった穴みたいなのもわかる。
いい話だよ、ほんと。だって泣きそうになったもん。
かなりオススメな一品。
ちなみにこの記事はちょっと黄色い目の魚風(笑)