薄めでさらっと読めちゃう橋本紡さんの本
突然家出をした母。取り残された高校生みずきと弟のコウ。
けれどみずきはそれを受け入れて淡々といつもどうりの日々を送っていく。
そんなある日、みずきは道ばたで絶望に出会ってしまった。
何事にも動じなかったみずきの中におきる変化。
彼女が出会った絶望とは――…
みたいな話。
希望に満ちた悲しくも温かい話です。爽快感とそれに猫と戯れたい欲求が読後に残った
特に最後のはかなり深刻です(笑)
そこいらのノラと戯れてこようかな
やっぱ動物の表現ってうまい人は恐ろしくうまい。乙一さん然り。
よく見てるよなって毎度毎度感心するばっかりです。