遥は父親から邪険にされ虐待を受けていたので、
母親以外は遥の父親の圧力で周りの家臣や侍女、侍従も遥を見て見ぬふりしか出来ず自然と遥は維かに心を開く事もなくなり、

当時父親の取り引きし信頼を寄せていた大きな商団の長である雅の父親と雅が宮殿まで謁見に来ていて、
父親同士が話し込んでいる間、宮殿内を散策していた雅がボロボロの遥に会った所が彼らの初めての出会いになっています。

その数日後に遥は唯一大好きだった母親を父親に殺され、自分も絞殺されかけて、
ますます人が怖くなり信用しなくなっていくのですが、
怖くて逃げ出しても、一人でいてもいつも何故か雅だけは来てくれて、
怒って心配してくれて、段々雅に心を開くようになるんです。

雅が見ず知らずの遥に何故そこまでしたかと言うと雅も同じような子供達を沢山見て来たからだと思います。
雅の侍従である風吹がまさにそうですね。王子の遥がこれでは他の子供達にも未来はないと。
でももっともなのは遥が可愛かったからだと思います(台無し)