話題:お金


お金は寝かせて増やしなさい
出版社: フォレスト出版 水瀬ケンイチ (著)

作者がインデックス投資とは何か?インデックス投資に関するノウハウ、経験談などを語ってくれている本です。

インデックス投資というのは投資信託の1つで、タイトルにもあるようにお金を寝かせるだけで増えていく投資法なので、個人的にも興味はありました。

今、まだ読んでいる途中なのですが、今日は健康格差と絡めて、この本の内容について語っていこうと思います(*^^*)



この本の中で、筆者の方は生活防衛費を用意しましょう、と語っています。

投資の場合、リターンもあればリスクもありますので、全財産を投資して、もし大暴落が起きた時、破産してしまいます。

ですので、投資は余裕のある資金で行い、何かあった時の為のお金は残しておきましょう、ということです。

そのお金を生活防衛費(自分の生活を守ってくれるお金)と筆者は書いています。



投資をしないなら関係ないのではないか?

そう思われる方もいらっしゃると思いますが、人は病気もすればケガもします。

そうでなくても家電が壊れたとか、災害で被害を受けたとか、急なリストラにあってしまったとか……起こりうるトラブルを考えたらキリがありません。

ですので、投資をしていない人でも、この生活防衛資金は絶対にあった方が良いのです。



ではいくら防衛資金があれば良いか?

投資の専門書などでよく言われるのは、給料の3ヵ月分あるいは6ヵ月分が一般的です。

わたしもそれに倣っていたのですが、筆者はなんと

生活費2年分!

Σ(・ω・ノ)ノ!

月20万の生活費だったら480万……?

わたしでだいたい毎月12〜13万のお金を使っているので(付き5万くらいは仕事関係の交通費で、あとは携帯料金やら、うさぎさんのごはんやらなので、無駄遣いではないはずなのですが(^^;)

13×24=312万円

お……おぅ。

正直にいって、今の私で貯金も定額も崩し、投資資金以外を引き出してようやく集められるレベルです(^^;



ちなみに筆者さんは、もし現時点でそれだけの資金がなくても、貯めながら投資も行っていけばよいとのことです。

つまりですよ。

投資していようが、普通に生活していようが、お金を貯める意識は持っておきなさい、ということなんだと思うんですね。

言葉にしたら、それ、常識じゃん。と思われるかもしれませんが(^^;

読者の方々は、生活費2年分の資金、ご用意されていますか?



で、ですね。

人というのは健康を損なうと、もちろん身体にも心にもダメージを負いますが、資金面でも非常に大変なんですね。

何かあって病院に行った時、医療費、高いなぁ〜なんて思ったこと、ありませんか?

でもそれって、たいていの方は健康保険制度に加入しているので、本来はもっと高いのです。


わたしの父が過去に行った心臓バイパス手術も、本来なら300万円くらいしていたと思います。

それが高額医療請求で、たったの8万円にまで収まりました(;・∀・)

ありがたい精度なのですが、今の健康保険医療制度は、おそらくどこかで破綻します。

理由は言うまでもなく少子高齢化社会だからです。

少子高齢化が進むと、医療費はどんどん上がっていき、支払う人は減っていくので、赤字になってしまうんですね。

破綻すれば、当然今の精度ではやっていけないので、改悪せざるを得ないでしょう。


で、改めまして、もし、大きな病気になった場合

診療

検査や手術などで高額な医療費

その間仕事ができない
(アルバイトや個人事業主だと収入が入らない(収入をカバーしてくれる保険に入っていれば別ですが))

場合によっては、職を辞めることに

治った後も、長期的に経過観察など

こんな長期戦を続けたら、一体どれだけのお金がかかり、そして収入が減るのか、恐ろしいですね(><)

だからこそ、お金は寝かせて増やしなさいの筆者は、生活費2年分を生活防衛資金とされているのだそうです。

確かに、いろいろとリスクを考えていくと、お給料の3ヵ月分や、6ヵ月分では心もとないと感じる方の方が多いでしょうね(;・∀・)



また、それだけの資金を用意しておけば、心理的にも安心して、心に余裕が生まれます。

不安というのは、それだけで良くないストレスですから、できるだけ不安をためたくないですね。

わたしも投資をする前に1年間頑張って節約をしたつもりなので、それでだいぶ余裕がでてきた、というのは確かにあります。

未来の為にも心の為にも、生活防衛資金は用意しておきたいですね(^^♪



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