話題:医療のこと(癌と病気の話)
今日のお昼頃
わたしが自宅にて仕事に行く準備をしていたところ、親から電話がかかってきて、話があるとのことでした。
おそらくポン太さん(父)の血糖値がかなり悪かったのだろうと予測はしていました。
で、ですよ。
前回のHba1cが9
今回……10!!
ハッキリ言ってかなり異常な数値です。
考えられる要因としては
・インスリンの枯渇
・膵臓がん
で、インスリンの枯渇が原因であれば入院
膵臓がんの場合は余命3ヶ月とのことでした。
昨年からポン太さんは暴飲暴食が激しくて
何度も何度も何度も抗議し、対策も続けてきたのですが
こればかりは本人がやる気にならなければ難しいのが現状です。
とりあえず、その結果を聞いたあとは家を早めに出ていたので
現場近くにある大学の図書館(一般開放されています)で、めぼしい資料はないか探して勉強。
ものすごく詳しく書いている書籍はなかったのですが、とりあえず膵臓についておさらいしました^^;
以下、超簡単にした要約です。
画像が実際のメモですが、字が汚くてごめんなさい
(どれだけ知識を詰め込めるか、時間との勝負だったもので……)
・膵臓(すいぞう)は身体のどこにあるのか、形や大きさは?
わかりやすいのは胃の裏側だということです。
十二指腸と隣接したところにあります。
炎症が起きると、胃の痛みと勘違いしやすい場所にあります
図解を見たわたしの感想ですが、形は手羽先のような細長い形をしています。
成人で長さ15cm、厚さ2cm程度。
この膵臓には血流やリンパがたくさん流れています。
・膵臓の役割1
名前の割に役割までちゃんと理解しているかって意外と難しいですね^^;
膵臓の役割は大きく分けて2つ。
ホルモンの分泌と、膵液の分泌です。
糖尿病に関して特に重要なのは前者のホルモンの分泌ですが、とりあえず先に膵液についても大事なので、先にこちらから。
膵液には沢山の消化酵素が含まれていて、驚くことに唾液や胃が上手く機能しなくなっても、その代わりを務めることができるほど。
食べ物を食べて十二指腸に送り込まれてきた時の刺激で、膵臓から2種類のホルモンが分泌され(これが膵臓のもう1つの役割ですね)、血糖の量を調節することにも一役買っています。
・膵臓の役割2
(血糖値を上げたり下げたりする仕組み)
膵臓には膵液を作る細胞や膵液を送り出す管や、ホルモンを運び出す血管があります。
このホルモンを分泌する箇所(ランゲルハンス島)には、2種類の細胞があります。
α細胞……グルカゴンを分泌
β細胞……インスリンを分泌
ようやく有名なインスリンが出てきましたね。
グルカゴンは肝臓に働きかけて、ブドウ糖を作らせます(血糖値を上げる)
インスリンは血液中のブドウ糖を取り込みます(血糖値を下げます)
糖尿病とは、このインスリンというホルモンの代謝異常を起こす病気なんですね。
で、話がだいぶ回りくどくなっていますが
糖尿病でもないのに血糖値が高いとか、今回のポン太さんのように急激に血糖値が上がっている場合、膵臓がんが疑われるそうです。
最も、それほど確率は高くないとのことですが、ポン太さんの場合は
・糖尿病
・身内に癌を患った人がいる
・過去に喫煙者だった
といった、リスクが上がる要因を抱えていますので、とても心配です(・・;)
他にも気になる点として
・血糖値上昇の割に体重はそこまで増えていない
(ガンの特徴として痩せるというのがあります)
・最近体臭がキツくなった
・過去に大腸がんを患っている(ステージ?)
・狭心症
これだけ不安材料いっぱいで、何もない方がおかしいですよね。
わたし自身も少し自分のことだけ優先させすぎていたのかもしれません、反省。
結果に関わらず、今からでもできることがあるかもしれないので、勉強とどうすれば良いか考える為に頑張ります!