スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

初チャレンジ

少しだけ、お話しを作ってみた


っても、色々な所からパクりしてるので詳しくは追記で乗せるって事で




気が向いたら見て、って事で、では。















私は鳥になる夢をみた。




その鳥は捕らえられており、薄暗き部屋に居た



何をしたか分からない。でもいつまで続くか分からない



鳥は絶望感に包まれていた。



そんなとある日、部屋に居た鳥は違和感を覚えた


蝋燭は消えてるのに部屋から灯りがみえた



灯りの先を辿ると少しの隙間から空が、太陽が見えた


幾千もの間、ここに居たはずなのに気付かない。鳥の目には映らなかったのか、ただ感情を無くしていただけなのか。



太陽を眺めていると力が少しずつ出てきた気がした



そして思った。「あの太陽の側に居られるならずっと力が貰える気がする」



鳥はその時初めて外に出たいと思った。そして太陽に礼と気持ちを伝えようと。



でも、この鳥は飛べなかった。翼が無かった。



鳥は悲しんだ。力が出始めたのに、何も出来ず眺めるだけなのか、と。



翼があれば、鳥じゃなかったらと色々自分に無いものを考えた。でも、思っても現状の自分の姿見てifを考えるのも辞めたのだが。



ただひとつだけずっと鳥の心に秘めた思いはあった。「太陽の側に行きたい」




鳥は部屋のあちこちを探した。力になるものは何もない。あるのは毎日交換する蝋燭くらいだ。



使い終わった蝋を見て鳥は閃いた。「これが自分の翼になれば」と。


ほんの少しの手と勘を便りに何日も掛けて作った翼



周りに目を付けられそうになっても嘘で誤魔化した



飛びかたは周りに居た鳥の見よう見まねだけ。
上手く行くかは知らない。



ただ太陽に近付きたいだけ。それだけが勇気だった




それから少し経ち、迎えたある日の夜明け。周りの目をくぐり抜け、鳥は外に出た。



外はこんな広いのかと驚いたが、太陽が姿を表そうとする。



風はあるも道は途中で途切れて崖になってたいる。
少しの恐怖を覚えたがここで振り出しには戻りたくない。



勢い付けて空に、太陽に向かって飛んでみた。



手で一生懸命翼を動かした。怖いから目を瞑っていたがゆっくりと開けてみる


宙に浮いていた。落ちては居なかった。


蝋の翼で飛べている!鳥は歓喜した。



これであの光の先の太陽まで行ける。



それだけで鳥は今までで一番生きる意味があった。それと同時にその後の未来に対する希望も溢れて来た



その日は快晴であったが時折逆風もあった。
鳥は苦しくなるも、目的の為に羽ばたきを止めなかった


幾ら羽ばたきしても、太陽はずっと上にある。
もっと近付きたい。



鳥は願った。そして雲より更に上にと羽ばたきした。



段々熱くなる。これが太陽か?
不安に陥れたが気持ちはぶれなかった。




この先に太陽は居る…
確信を持ち始めた時、鳥に異変が起きた




翼が…作った翼が小さくなっている
何故かは鳥には分からない


幾ら羽ばたいても先に進んでるペースが遅くなった。ならもっと身体を動かさないと…



鳥は諦めずに進もうとした。


その時だった




手に装着してた蝋の翼が完全になくなっていた。自分の手が見えて同時に太陽がどんどん離れていく。


嫌だ嫌だ。
必死に鳥は抵抗するも蝋が無ければ飛べない鳥




重力に逆らう事が出来ずに下へ下へ落ちていく



太陽が離れていくのが怖かった
落ちていく間、鳥は後悔していた



自分に足りなかったのは何か?
求めた相手が違ったのか?
他のモノだったら良かったのか?



そして鳥は地面に堕ちたと同時に意識が無くなった





そして、幾らかの時が過ぎて
鳥は目を開けれた。身体中が痛かった




それよりも空からずっと滴が落ちていた
ほんの少し、上を見上げた



空から太陽が消えていた
鳥は悲しくなって目を塞ぎ、意識もまた無くなった…
続きを読む
前の記事へ 次の記事へ