colorless

(prof) (bkm)

2011/06/30 13:46 [Thu]
"もの"のお話

"もの"って大事だなって思いながら
書いた詩??です

少し長いかもですが
付き合って頂けたら
幸いです

…

あのとき２つのセカイが見つけた
いつかなくなる風景も

あのとき受け止めた
たしかな想いも

あのとき気付いた
世界のセカイも

"カタチ"を作れば

"もの"になって

その

"もの"

があれば

いつだって
手のひらの上と言う名のセカイで思い出せる

頭ん中だけじゃ
物足りない

記憶の中だけじゃ
狭すぎる

………

そんなときには

"もの"をつかって

頭ん中とカラダを
シンクロする

"もの"
を手に取った瞬間に
スイッチオン

目は閉じちゃダメ

じ～っと
"もの"
見つめて

１、

２、

３、

どんなに精巧な
コンピューターにも
負けないくらいに

頭ん中で
情報が

ぐるぐる　ぐるぐる

情報が
頭ん中から
溢れだして

カラダ中のいろんな所を

いったり　きたり

……
そして
すっと目を閉じて

また目を開けると

そこは
セカイの世界

空想世界じゃないんだよ

夢世界でもないんだよ

さっきまでとは違う
２つのセカイが見つめる
それも現実のセカイ

泣いたっていいんだ
笑ったっていいんだ

だってそれも１つの
セカイなんだから

"もの"
って

世界(世の中)

と

セカイ(自分)

を繋いでいてくれてる
大切なもの

携帯だって
テレビだって
服だって
食べ物だって
…
言い出したらキリがないくらいたくさんある

つまりは
世界とセカイが交わる
には"もの"の力が働いていて

"もの"
がなかったら
今ココにいるはずもなくて

…何か

上手く
言い表せれないから
簡単だけど

"もの"って大事

だけど

"もの"
っていつか"カタチ"
が変わって

そして
セカイも少しずつ
変わっていって

そしていずれ
世界も変わっていって

大事

大切

って

思わなくなる
かもしれない

今のセカイには
必要ないなって

でも

～だった

なんて
昔話で終わらせないで

今でものセカイの一部

って

一緒に並んで
おんなじ速さで
進んでる

って

ただお互い荷物に
ならないように
普段は会わないでおこう

って

無理に引っ張り出さなくったって

無理に捨てなくたって

もし必要な時が来た
時のために
普段は頭ん中にしまっておいて

いざとなったら
"もの"を手に取り
スイッチオン

…

ほらまた
セカイが見えて来た

お疲れ様でした