入院1日目 3

話題:出産

※この話題にもかかわらず、読んだ方にとっては絶対に幸せな結果ではないと感じられる記事なので、妊娠中の方等は閲覧注意です。

理由はこちら

そんなことでも書くことは自由だと思うし、私は書き残したい。

こんな出産もあるんです。

以下は自己責任でお読みください。





    





15：30…シャワー。助産師さんが気を利かせてくれ、出産後の方が利用するシャワー室を使わせて下さいました。

16：00頃…昼前に帰宅していた母とまめちゃんが来てくれた。個室なので部屋で過ごす。

16：40頃…ラミナリア10本挿入。助産師さんが
「どんなのか見とく？」
と挿入する実物を見せてくれました。
おでんのすじ肉を刺している竹串の太い方(平べったくなっていない一般的なやつです)を、2センチくらいに切った感じで、端に紐が付いてました。袋の上からですが触ったら硬かった。
器具で子宮口を広げる感じがよくわかりました。
もちろん痛くて顔を歪ませ、少し歯を食いしばってたら、助産師さんがカーテンのこちら側に入ってきて、ぎゅっと右手を握ってくれました。
「痛いよね、頑張れ」
すごく嬉しくて、有難くて、頼もしくて…本当にありがとうございました、と終わったあとに何度も言いました。
最後に水を含ませたガーゼも挿入。
この水を吸ってラミナリアが膨らみ、子宮口が開くという仕組みだそう。
先生が最後に「痛いですよね。でもこれで明日楽になりますから」と言った言葉を信じるだけです。

17：50頃…母とまめちゃんが帰宅。見送ると既に大泣きのまめちゃんが離れないので、母が足早にまめちゃんを抱っこして退室してくれました。

18：00…夕飯。

19：00過ぎ…母から着信。すぐにまめちゃんと替わってくれました。
まめちゃんは一言も発しないので、私が一方的にお話。
「まめちゃん、お母さんだよ。晩ご飯何だった？ いっぱい食べた？ ずっとばぁばが一緒でいいね。今日は来てくれてありがとうね、明日も来てね、お母さん待ってるからね。まめちゃん来てくれるの楽しみにしてるよ。お母さん一緒じゃなくてごめんね。淋しいよね。お母さんも淋しいよ…淋しいよ。でも、ちょっと寝て朝になったら会えるからね」
そんなことをしばらくずっと話してました。
そしたらいったん通話が切れて(笑
再度掛かってきたら相手は母で
「ずっと、じーっと聞いてたよ。耳に携帯あててあげてたんだけど、左手を上げて身振りで何かを説明するみたいないつもの動きをしてた。晩ご飯のこと聞いたよね？そしたら、説明するみたいにその動きをしたよ。まだ1歳5ヶ月なのにね、お母さんの声がわかるんだね、聞き分けがすごくいいね」
そう言われて、泣きそうになったのを必死でこらえました。
ああ、会いたいよ、まめちゃん。



ラミナリアは、入れ終わって立った瞬間からものすごい違和感と、子宮口・腰・お腹の鈍い痛みがあります。
で、腰の鈍痛がほんの少しずつですが強くなってます。
常に痛い。
眠剤の許可が出たので、明日に備えて飲もうと思います。