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11/29 20:14



秋になると何故か、やたらファッションアイテムに対しての物欲が増すんですが、私だけですかね?

話題:ラクガキ



皆さま大っ変ご無沙汰でございます!
相変わらず気紛れでのカタツムリ更新ですが、皆さんお元気でしたか?

そして今年もあと残すところ……
考えたくもない!!



ところで唐突ですが、

私は全くもって本が読めない人で、漫画だって台詞が多い作品だと2、3日かけて読みます(おっせー)
小説なんて読破したの、好きなゲームのライトノベルぐらい。
むかし流行りに乗って購入したハリポタは十数ページしか読めませんでした(沈)
なんというのか、長文だと文字のゲシュタルト崩壊を起こしちゃうんですよ。

…いやほんと!マジマジ!ワタシウソツカナイ!

とにかく、読書とはいつも疎遠だったのです。
が…!

読書の秋になりましたし、私もいい歳してきたので、何かひとつ嗜んでみようと思ったわけです。

ここ最近ミステリーものに飢えていたのと、前回の記事でご紹介したSFゲームの影響で、
「SFミステリーといえばコレ!」
と紹介されていた小説を勢いで購入したら…

あらやだ!面白いじゃない!ほんでサクサク読めるじゃない!
何よ!私、バカじゃなかったんだ…。

勢いのまま第2作目をあっという間に読破し、
絶版になった第3作目を中古でお取り寄せしてまで読んでいる次第です。
3作目を読破してもないのに、シリーズ最後の4作目にも手を出そうかと迷っています。
ちょっと落ち着け私(;´_ゝ`)状態です。


私をここまでハマらせた小説ですが、

『鋼鉄都市』

ご存じですか?

65年程も前に、アイザック・アシモフ氏というなんとも甘辛ミックス(死語)な名前の方が執筆した、知る人ぞ知る名作らしいです。
この著者の有名な作品を挙げるなら、『アイ・ロボット』が映画化されましたよね
感情を持ったロボットが人間の殺人容疑にかけられるお話です(ざっくり)

アイ・ロボットと同じく、鋼鉄都市でもロボットの存在が世論にかなり食い込んだお話になっていてとても面白いです。

人間のおっさん刑事と、人間そっくりのロボットが、コンビを組んで一つの殺人事件を捜査するお話です(ざっくり)
主人公が頭の固い中年で、空回りな発想ばかりするので、とても人間味があって好きです(*^^*)
そんなおっさんに対して、相棒のロボットが優秀で全くブレてないところも、コンビ間のバランスが妙に取れていて面白かったです。

SFミステリーとだけ聞くと、読み手の好みが分かれそうですが、ただ事件を追うだけじゃなく
同僚や友人、夫婦、ご近所付き合いなどの人間関係や、
ロボットが及ぼす世論への影響、人民の有様、惑星を跨いでの政治的な介入や思想など、
色々な要素が入っていて、とても面白く興味深かったです。
ミステリーよりもヒューマンドラマな要素の方が強かった気がします
お堅い話ばかりではなく、会話にコミカルさがあったりと、テンポも良かったです。


ご紹介もそこそこに、何が言いたかったのかというと
今まで小説が読めなかったのは私が原因ではなかった!!
書き手の文章が読みづらかったのだ!(えっ)
そうに違いない!……違いない!

コレを機に、他の方の小説も嗜んでみたいです。
やっぱりミステリーものが良いですね


皆さんも、
何か壮大で面白い映画などに飢えていたら、
『デトロイト:ビカムヒューマン』(※こちらはゲーム(という名の映画)です)を、

お昼のミステリーとヒューマンドラマだけではもの足らない方は、
『鋼鉄都市』を是非ご覧下さい。









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