えんぶり、黒川能、踊、お祭り、なまはげなど(´;ω;`)。ここ画面俳句なにか^^あした
2023/10/24 22:24
はーと
ねろ(笑)
えんぶり
○えんぶりや馬の頭を擦る如く
黒川能
○下味を焼き上げたるや黒川能
かまくら
○かまくらや昔話の十五日
○崩れたるかまくら一夜雨の中
○かまくらや雨に崩れて砂糖菓子
○かまくらやいくたび幾つ火の点る
○水神やおぼこかまくら犬つれて
○雪洞もほのかに遠くなりにけり
なまはげ
○足あとやしづかに消えてなもみ剥ぎ
○しづかなる雪に消えたり神の面
○泣く家の身近に消えてなもみ剥ぎ
○赤青の神一椀になもみ剥ぎ
○なまはげの面に下るや来訪神
○松明の簑おろしくなもみ剥ぎ
○なまはげやなぐ子供えて皇大神
札幌雪祭
○雪像や明治の町も美しき
○札幌や明治詩人の雪まつり
○札幌や恋裏返し雪まつり
○札幌や並木過ぎし日雪まつり
踊
◯踊り好き男勝りも風の中
踊
◯躍子や夜に胞子を放ちたる
◯躍手の指より月の洩れかかる
◯躍子や角も見へたり頬冠
祭
○剣舞のきえて祭や夜の風
○静けさを消えて祭の面かな
○炯々と悪路青らむ祭かな
踊
○踊手のきえてかなしき盆の風
○日本の地方にのこるおどり哉
○西欧の男女別なくおどり哉
○小楼に踊の波や月の雨
○踊手の海をつむぐや月の雨
○静かさに波をつむぐや盆踊
○七七と月や五となる盆踊
○静さに月ながれたる踊かな
○静さの踊の中や風のなか
流籠
○奥州の流れ静や流籠会
○奥州の広き川なり流籠会
○広瀬川月落としたり流籠会
○流籠や月の残して広瀬川
○精霊や流して月の覚めかくる
踊り
○踊りての人為有らずや西馬音内
復活祭
○はじけとぶ明るき色の染卵
○染卵記憶の中の森をゆく
○それぞれの命の上に染卵
○野の中の教養となり染卵
○しずかさや野に美しき染卵
○それぞれの個性を映す染卵
○空色や水色もあり染卵
○空に飛ぶ命のごとき染卵
○染卵顔やピンクの女の子
○女の子耳はピンクの復活祭
○青空に籠いつぱいの染卵
○開きたる家族の庭や染卵
○復活祭大好きな子の隣かな
★俵大石
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椿
○大鉢に椿の雨を注ぎけり
椿
○島々を潤してをる椿かな
○手の中に四つばかりの椿かな
○椿落ちてきのふの花の盛りかな
○首落ちて椿や庭に美しき
○首落ちて魁となる椿かな
○散り落ちて大地奏でる椿かな
○曇天の根元に落つる椿かな
○日の差して魁となる椿かな
○絵筆置き椿の花や落としけり
○葉の落ちて地に大輪の椿かな
椿
○エナメルの羽をもちたる椿かな
○美しの時を知りたる椿かな
○人の世に落ちて棺の椿かな
○いくつもの花の落ちたる椿かな
○雨にぬれていづれ椿も落ちにけり
○すれ違い花の命や椿落つ
○幾ばくや眺めてひとり椿見ゆ
椿
○彼方より椿はけふを眺めおり
○散り敷いて自ら落ちる椿かな
○すれ違う人もあるまし椿落つ
◯つり鐘に花どき止まる椿かな
椿
◯赤い椿ぽとりと落ちて聞くばかり
◯赤い椿なもなき山に落ちにけり
◯さびしさや赤い椿も生きてをり
◯白い椿しずかに声を聞いてをる
○咲き誇り散りしく庭の椿かな
○苔の上散りしき誇る椿かな
○白椿紅の椿と惜しみけり
寒椿
◯もろもろの思ひのよぎる冬椿
◯もろもろの残して我を冬椿
寒椿
○伏した目に笑いかえすや寒椿
○伏した目をあの時過ぎて寒椿
○散る様を互いの花や寒椿
○山茶花を横目に散るや寒椿
○うつ向きのあの時見たり寒椿
椿
○あけぼのや雨に椿を忘れをり
○無駄口を叩かづに落つ椿かな
○藪椿よけいな事もいはづけり
○余計なることもいはづに椿落ち
○ともに生きともに笑うや落ちた椿
寒椿
○伏した目に笑いかえすや寒椿
○伏した目をあの時過ぎて寒椿
○散る様を互いの花や寒椿
○山茶花を横目に散るや寒椿
○うつ向きのあの時見たり寒椿