彼は私の3つ年上の人


彼女と別れてだいぶ経ってるから、したくてたまんないんだって



『だからしよう?』



って言われた



あたしは誰かにそばにいて欲しくて



『しない』と言いながらも、泊まりに来ると言う彼にOKを出してしまった



2人でお酒飲んでたらやっぱりそうゆう雰囲気になって



最後は合意のもと





彼があたしを好きじゃないことは分かってる



あたしはただ寂しさにつけこまれただけ



都合の良い女



だけど3時間もかけて来てくれた


いっぱい電話してくれた


優しく話をしてくれる彼に




一緒にいる間はアシ君を忘れることが出来た




こんなこと、絶対に自分が虚しくなるだけだから



絶対しない




そう思ってた




そんなことしてる人を醒めた目で見てた



なのに自分がしてるじゃんか




でもね、



何でか虚しさはないんだ




もしかしたらこれでアシ君を吹っ切れるかもって期待してる



彼があたしに好意を持ってくれて、忘れさせてくれるんじゃないかって



期待してる




でも


『そんな訳ない、あたしはただ遊ばれてるだけ、気持ちなんてない』



そう、もう1人の自分が否定してる




今のあたしは



誰かの特別な存在になりたい